造れる体制とノウハウを持っておくことは大切だと思う。
ただ、high-lowのhighではなく、lowを試しに造る程度のプロジェクトが妥当だよね。
それも旧型の代替くらいの控えめなもの。
F-16をカスタムするのでも資金が足りなさ過ぎて、量産にこぎつけることができなかったわけだし。
量産できなくて値段が下がらないからさらに調達機数が減ってるし。
それで強くなったかと言えば、F-15の方が強いに決まってるという。
あのころと比べて景気が良くなった、なんて話はないよね。
学習能力があれば、大型のマルチロールなんてお高級品に手を出したりしないはずなんだけどな。
買うよりも作った方が高い、弱い、配備できないって、ある意味当たり前の話で。
輸出はしないと明言してるわけだし、最初から産業として育てるにも限界がある。
作るにしても、今配備されてる単発機よりちょいましくらいのラインが妥当に思える。
取りあえず量産まで持って行けば対費用効果±0は狙えるかもしれないし。
主力機は買うしかないのが分かってるんだから、それを前提に配備計画を含めてデザインしないとダメだよね。
というわけで、私の理想は、タイガーⅡの第6世代版。
電装を優先して、遷音速域に性能のピークがあって、ミサイル用の安いエンジンで双発。
ステルス機だけどそれ以外の性能はギリギリ実用レベルです、というのが落としどころだね。
特に速度性能は犠牲にするべきじゃないかな。
後退角が小さい、レガシーホーネットみたいなシルエットがいい。
揚力に余裕があれば、曲がる、積める、艦載できると色々な面で強みが出るしね。