ふたり回し

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pp82~84. 私と自然文明

実用的なのか、印象的なのか、

そのあわいを拾い上げながら、

また、ぽつぽつと話すこともあるでしょうか・・・


本日、第一回目は、自然文明についてのお話です。

私が一番頼りにしている、自然文明。

話すべきこともたくさんあれど、話したいことも同じだけ。



自然文明を一言で言えば、「底力の文明」でしょうか?

柔軟な粘り強さと、剛健な勝負強さが、自然文明の持ち味です。

独特の器用な動きと、素直な力でもって、

ほかの文明の、「相手を突き放す」力に立ち向かってゆきます。

「負けないために戦っている」から、強さに底がない。

DMで、一番、強い文明です。



器用と申しますのは、マナゾーンの管理のことなのですが、

その実は、ほとんどすべてのゾーンに手が届きます。

墓地からマナへ、山札からマナへ、マナから手札へ。

自然文明だけでも、マナを経由して、墓地や山札を手札に持ってこれるのです。

これが、私が緑を一番に持ってきたゆえんのところ、

いえ、私が一番緑をよく使う最大の理由と言いましょう。

スノーフェアリーに始まった、緑デッキとの共闘、

ビクトリーアップルと駆け抜けた、ドラゴンコントロールとの共謀、

私にとっては、自然は不死身の文明、緑は、いのちの色なのです。



さて、パワーについても話さなくてはいけませんね。

自然文明のパワーというのは、クリーチャーの大きさは、無論加味するとして、

シータカラーのデッキを使った方なら知っているでしょう、

マナを確保した後の、物量を生かしたごり押しを。


それは、湧き上がるちからです。

マナはDMにおける電力のようなものですから、

自然のあるところ、マナブーストのあるところに、

強烈なダイナモが発生します。

「こうくればああする」のではなく、

「こうして、ああして」とガンガン動いてゆく。

がけっぷちで、最後まで足掻くことができる安心感と言いますか、

なにかしらの勇気のようなものを与えてくれます。

張りつめた余裕でもって、「これでもか」という魅せ方をしてくれるところが、

好きなんでしょうね、きっと・・・



ハンデスとか、除去とか、

「そんなものでは決して壊せないものがある」

ということを、彼らは知っているのだと思います。


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