実用的なのか、印象的なのか、
そのあわいを拾い上げながら、
また、ぽつぽつと話すこともあるでしょうか・・・
本日、第一回目は、自然文明についてのお話です。
私が一番頼りにしている、自然文明。
話すべきこともたくさんあれど、話したいことも同じだけ。
自然文明を一言で言えば、「底力の文明」でしょうか?
柔軟な粘り強さと、剛健な勝負強さが、自然文明の持ち味です。
独特の器用な動きと、素直な力でもって、
ほかの文明の、「相手を突き放す」力に立ち向かってゆきます。
「負けないために戦っている」から、強さに底がない。
DMで、一番、強い文明です。
器用と申しますのは、マナゾーンの管理のことなのですが、
その実は、ほとんどすべてのゾーンに手が届きます。
墓地からマナへ、山札からマナへ、マナから手札へ。
自然文明だけでも、マナを経由して、墓地や山札を手札に持ってこれるのです。
これが、私が緑を一番に持ってきたゆえんのところ、
いえ、私が一番緑をよく使う最大の理由と言いましょう。
スノーフェアリーに始まった、緑デッキとの共闘、
ビクトリーアップルと駆け抜けた、ドラゴンコントロールとの共謀、
私にとっては、自然は不死身の文明、緑は、いのちの色なのです。
さて、パワーについても話さなくてはいけませんね。
自然文明のパワーというのは、クリーチャーの大きさは、無論加味するとして、
シータカラーのデッキを使った方なら知っているでしょう、
マナを確保した後の、物量を生かしたごり押しを。
それは、湧き上がるちからです。
マナはDMにおける電力のようなものですから、
自然のあるところ、マナブーストのあるところに、
強烈なダイナモが発生します。
「こうくればああする」のではなく、
「こうして、ああして」とガンガン動いてゆく。
がけっぷちで、最後まで足掻くことができる安心感と言いますか、
なにかしらの勇気のようなものを与えてくれます。
張りつめた余裕でもって、「これでもか」という魅せ方をしてくれるところが、
好きなんでしょうね、きっと・・・
ハンデスとか、除去とか、
「そんなものでは決して壊せないものがある」
ということを、彼らは知っているのだと思います。
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