ふたり回し

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2010-11-01から1ヶ月間の記事一覧

デッキの構造リターンズ 3-1(シナジーの構造)

本当はこちらを先に持ってくるべきでした。 シナジーという曖昧な言葉を、出力と入力という二つの切り口から考えてみましょう。 ・シナジーとは何か 通ぶってシナジーという言葉を使いたがる人はたくさんいますが、実のところシナジーについて詳しく説明でき…

シナジーについて

3-1が若干失敗したように思われます。 私のシナジーに対する基本姿勢は、「入力と出力」や「シナジー」で示した通り。 ところが3-1を書いた際は、この姿勢が抜け落ちていました。 結果として「相性」という漠然とした指標にたよることになり、まとまっ…

デッキの構造リターンズ 3-3(デッキとカードの相性)

ついにこのシリーズも大詰めです。 シナジーの構造はデッキを考案する上でもっとも重要な要素の一つ。 これまでのまとめと、そして新たな導入のためにも、ここでしっかりと扱い直す必要があります。 ・デッキにとって根本的な機能・・・デッキのユニット化 …

デッキの構造リターンズ 2-3(搭載枠のマネージメント)

これまでは、カードの搭載枠に関する基本原則を扱ってきました。 今回は、その原則に抗ってカードの搭載枠を自ら変化させるテクニックについてご説明します。 ・ドローとスペース カードゲーム業界では、デッキ中のカードの搭載枠を「スロット」「スペース」…

除去できるアタッカー

後手に回って除去し続けても勝ち目が薄いことがわかったので、除去を絶やさず攻撃する手を考えました。 ・ベース 2 x 魔弾ソウル・キャッチャー 4 x 氷牙フランツI世 4 x エナジー・ライト 4 x 氷牙レオポル・ディーネ公 ・単体除去 3 x ザ・ストロング・ク…

カゲキリをさらに調整

攻撃力よりもドローに力を入れた構成にして、除去の負担を減らしました。 ・ドロー 4 x 海底鬼面城 3 x フォーチュン・ボール ・速攻 4 x ライラ・ラッタ 4 x 電磁翔天ピピッピ 4 x 火ノ鳥カゲキリ ・除去 3 x 火炎流星弾 1 x スパイラル・ゲート 4 x ボルカ…

与太話:「デッキの構造リターンズ」について

第4回を数え、後ひと押しというところまでこぎつけた「デッキの構造リターンズ」。 すでにデッキタイプの紹介、スロットのわりふりなど、重要な項目の多くは完成しています。 あと一息というところで、ここまでの感想と今後の見通しなどつらつらこぼしてみ…

今なら診断します

http://shindanmaker.com/63588 診断は診断でも、診断するのはあなた自身。 あなたはズバリ、この一枚です!

マッドネスについてとぅぎゃってみた!

私もドロマーがマッドを駆逐し始めてから急いで「傷痕」にバイケンを戻したクチです。 ハンデスとビートに強いマッドネスは、今が旬です。 http://togetter.com/li/70917 多分に覗き見趣味的なところがありますが、何かもうひと手間加えれば「形」になるかも…

デッキの構造リターンズ 2-2(カードの搭載枚数に関する原則)

前回お話したのは大まかなデッキタイプとデッキ内のカード比率の関係でした。 今回は、デッキの性質とデッキ内のカードの構成の関係の原則を細かく探っていきましょう。 デッキの中に搭載するカードの枚数には、おおまかな約束があります。 細かい例外は別の…

「おおかみつき」復刻計画

「おおかみつき」の復刻計画です。 ここ最近は環境の厳しさに使い古したデッキの改良を諦めていましたが、環境メタばかりでは退屈です。 そして何より、コンセプトの限界を確かめたいというあの気持ちがよみがえってきました。 「勝負君ビートダウン」の決定…

よみがたり復刻計画

よみがたりはなんとかして復活させたいデッキですが、環境は逆風。 いろいろ考える必要がありそうです。 ・エンジン 4 x ダンディ・ナスオ 4 x ビクトリー・アップル 4 x メビウス・チャージャー 2 x 霊騎サンダール 1 x 龍仙ロマネスク 3 x 魔龍バベルギヌ…

つくよのたより vol.12

今月はおもしろいイベントがあったので、新弾はちょっとおあずけです。 10~11月の星間受信機より。 ・無双竜騎杯優勝者デッキ(カードキングダム 様) ボルバルやサファイアの独壇場かと思いきや、熱戦を制したのはMロマ! 現環境の恐ろしさを垣間見る…

実験―バルカディアスについてとぅぎゃってみた!

とぅぎゃったー初体験です。 http://togetter.com/li/68941 S2機関さんがアクセスアップについて記事を公開されていたのを見て、なんとかついったーを利用できないかと考えたのがきっかけ。 今一番人が集まっているのがツイッターなので、これで何か一発面…

デッキの構造リターンズ―デュエルマスターズ講義録

3種類のデッキの分析法を用いて、DMというゲームにおけるデッキの在り方を俯瞰します。 <デッキの構造リターンズ> 三つのデッキ分析法から、デッキの性質と構造の関係を明らかにします。 ・タイムテーブル<<デッキは課せられたプランで決まる ★★☆タイ…

デッキの構造リターンズ 2-1(デッキタイプとカードの比率)

デッキの構造リターンズ、第二章に突入です。 前回の記事はこちら。>>デッキの構造リターンズ 1-2 (デッキの速度と相性) - ふたり回し 今回のテーマは、デッキタイプとデッキ内のカードのコスト、搭載枚数の関係です。 デッキの性質を決めるのはタイ…

素材はそろえました

後はこれを使って、セクター別マナカーブを作るだけです。 もちろん説明も書かなくてはいけませんが・・・

ひと段落

これでめどが立った。 これからはもう少し早めに書けるように努めたい。 ScarletStream第4話より。 風音がそっと手を離すと、岩澄は黙って様子をうかがい、ゆっくりと頷くのを確かめてから革帯を締め直した。 「これで一応は心配ないだろう。本隊が返ってく…

電撃復帰

あまりにも早すぎるMロマに対してついに牙をむくゴーストタッチ。 だがあまりにもやみくも過ぎた彼のハンデスは、いるはずのない天敵を呼び起こしてしまう! 次回、第参拾伍話『手札をめぐる冒険』 さーびす、さーびす♡ ・速攻域 4 x 疾風のスウザ 4 x 闘竜…

一連の実験の・・・

ほぼ最終段階です。 煮詰まって、ここにいきつきました。 ・サイバー部 4 x 海底鬼面城 3 x エンペラー・ティナ 4 x 斬隠テンサイ・ジャニット 4 x クゥリャン 2 x エンペラー・マリベル ・バード部 4 x 電磁翔天ピピッピ 4 x ライラ・ラッタ 4 x 火ノ鳥カゲ…

雪原

最後の山を越えた。 もうじき4話は公開できそうだ。 ScarletStream題4話より 指先から明るい波が伝わり、一瞬を突き抜け、目の前に弾けた光に目がくらんだ。気がつくと、私は広々とした雪原のただなかにいる。寝静まった白い地平には、もはや風音の姿さえな…

ついにドルバロム

ゼロフェニ、ヘヴィメタときて、ドルバロムで落ち着きました。 ・ブースト 2 x 大冒犬ヤッタルワン 2 x シビレアシダケ 2 x 幻緑の双月(ドリーミング・ムーンナイフ) 3 x アラゴト・ムスビ ・CIPなど 2 x 隻眼の粉砕脚ポン吉 3 x 解体人形ジェニー 3 x …

デッキの構造リターンズ 1-1 (タイムテーブルとデッキの分類)

ふたり回しファンお待ちかねの新シリーズ、『デッキの構造リターンズ』第一回! これから何回かの記事を通して、三つの切り口からデッキの大まかな構成や性質について解説いたします。 ・デッキのタイムテーブル デッキの動きを決める要因は、コスト域、投入…

さて、問題です。

エリアスまで動員する羽目になるとは・・・ ・下準備 4 x フェアリー・ライフ 2 x 母なる星域 4 x 封魔ゴーゴンシャック 2 x アラゴト・ムスビ 1 x アクアン 2 x エリアス ・多色 4 x 腐敗無頼トリプルマウス 2 x 腐敗聖者ベガ 3 x 聖鎧亜クイーン・アルカデ…

デッキの構造を見直す時期

そろそろ構想が固まってきました。 新しいコンテンツは3部に分けての解説になる予定です。 三種類のデッキの分析法によって、代表的なデッキタイプを紹介、全体のシステムなどを把握できるようにします。 まだ準備中ですが、すでにいくつかの素材は準備して…

ドローの効果を検証してみるテスト

カードが9枚入っているデッキが二つあるとします。 二つのデッキで相手に対して使うカードは、a,b,cの三種類。 Aのデッキにはa,b,cがそれぞれ三枚積み、Bのデッキには二枚積みしてあって、Bにはドロー用のカードdが3枚入っています。 A={a,a,a,b,b,b…