ふたり回し

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与太話:「デッキの構造リターンズ」について

第4回を数え、後ひと押しというところまでこぎつけた「デッキの構造リターンズ」。

すでにデッキタイプの紹介、スロットのわりふりなど、重要な項目の多くは完成しています。

あと一息というところで、ここまでの感想と今後の見通しなどつらつらこぼしてみるとしましょう。


とりあえず私の感想だけ吐き出してしまうと、「記事としては面白くなったけれど、当初の目的と少しずれてきた」気がしています。

「デッキの構造」を見直すと同時に、今までのコラムの総決算を行うというもくろみは、もちろん上手くいっています。

「タイムテーブル」と「アクション」の導入によって、従来はなかったクリアな見通しを得られました。

根拠とはいかないまでも、正しいかどうかを考えていただく上での足がかりとして役に立ってくれることでしょう。


が、本来「デッキの構造」はDMを始めた人に、デッキの作り方をご紹介するためのもの。

「新発見」を追い求め、内容が若干複雑化してしまったことは心残りです。

重要なポイントは3~6つの命題にまとめてありますが、説明はかなり増えてしまいました。

常に「なぜそうなっているのか」ということに焦点を当てているので、勉強が嫌いな人にはちょっとつらいかもしれません。

(デッキの作りかたをわざわざ知りたいという奇特な人には多分楽しんでいただけると思います)


収穫に限らず、反省もありましたが、それもやってみたからこそ得られた財産です。

よりクリアな視界を得るためにも、よりスマートな説明を行うためにも、力になってくれるはず。

DMにひそんだ謎と私の格闘は、今しばらく続く予定です。

今後はカードの大きさとスロットの問題、均質なデッキと変化に富んだデッキの違い、デッキ中のシナジーの扱いなどを扱います。

シナジーの模式図のアイデアはありますが、第二部で使ったデッキのスロットの模式図との使い分けで若干悩みがあったり・・・

「締める構築、散らす構築」や「シナジー」の整理でもあるので、ぐっとくる内容になると思います。