ふたり回し

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5神は、今・・・

「~~は、今」が続いていますが、

そろそろ目先を変えて新しカードの考察に移りたいと考えています。


今回の殿堂入りで最も得をしたのは、

いったいどのデッキかというと、私はこの5神だと思います。

5神が表に出てこない理由も絡めて、ザックリと俯瞰していきましょう。


・5神の減少

さて、5神の姿が減り始めたのは、いつ頃からでしょうか。

ロマノフ、ギャラクシーなど、新しいフィニッシャーに押された感もありますが、

一番大きな打撃になったは、おそらくソウルアドバンテージでしょう。


フィニッシャーのスペースがかざばり、

各神も一体ずつそろえなくてはいけないため、

5神にはミストリエスよりも水の大型ドローが入ります。

ブースト、ジェニー、ブレインときて、ファラオあたりから展開するのは、

5神の王道ですよね。


その流れを断ち切ったのが、ソウルアドバンテージです。

手札をストックして戦う5神にとって、ソウルアドバンテージは天敵でした。


・殿堂入り

ですから、ソウルアドバンテージの殿堂入りは、5神にとっては福音なのです。

また、制限されたカードも、

エターナルソードやミストリエスなど、5神と縁のないカードが中心で、

殿堂入りは5神にとってはおおきな追い風になったはずです。



・5神の弱点

しかし、5神の弱点は、ハンデスだけではありません。

根本的な不安材料は、5神の打たれ弱さにあります。


もともと、速攻関係には弱かった5神。

クリーチャーの除去と、自身の除去耐性の高さで勝負する5神は、

相手のSAを止める能力もなければ、

動き始めるまでのタイムラグも大きく、

防御の一点に関しては、ヘヴィメタルやキング、ギャラクシーに大きく劣ります。


そこに、現在のビートダウン増強の風潮が直撃しました。

サムライにせよ、ナイトビートにせよ、SAは入っていますし、

サインやグール、マッドネスも、5神をすり抜けてシールドを脅かします。

5神にとっては、環境そのものが大きな障害になっているのです。


傾いていた天秤が、均衡を取り戻しつつある今、

環境を蹂躙できるデッキは一体どこにあるのか――

4月15日に、新たなスタートを迎えるDMは、ますます面白くなりそうです。




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