当たり外れがあるのは仕方ありませんが、それでデッキのバリエーションが限られてしまうのは少し残念なことです。
カードが当てものである以上、はずれがあること自体には何も意義はありません。
が、自分のデッキを改めて見直した時に、デッキに投入されているカードがワンパターンに感じられるというのは、もったいないことのような気もします。
私は保守的かもしれませんが、どんなに工夫しても、カードプールの30%以上は利用できないでしょう。
一つのブースターに入っている60枚のうち、流行るカードは2,3枚。
工夫して使えるカードは、せいぜい10枚。
ニッチな需要があって入るかもしれないカードが、20枚。
御冗談としか思えないようなカードが10枚で、残りの15枚強が燃えるゴミです。
実に、ブースターの半分以上は環境破壊に有効利用されていることになりますね。
封入率を考えると、4分の3以上に上るかもしれません。
何も、当たりカードを増やすべきであるとまでは言いません。
ハズレカードが当たりカードよりも弱いのは、トレーディングカードゲームにとっては重要な要素です。
ただ、この4分の3、せめてピクシーコクーンやリンダボフ程度の底を維持していたならば、「ハズレで遊べる」ゲームにはなったはず。
DMを「始める」前に止めてしまった人たちは、DMを続けていたはずです。
4分の3を環境破壊に使えるほど、今のDMが豊かなカードプールを持っているのかどうか。
それは、エボリューションマスターが終わった時、誰の目にも明らかになるでしょう。