テレビ東京の「ソ・ラ・ノ・ヲ・ト」挿入歌"Servante du feu"歌詞とシンガーはMatthieu Ladouce。
かなりの荒技で語呂を合わせたので、このまま曲に合わせて歌える訳になってる・・はず^^;
"Servante du feu"『焔の巫女(おとめ)』
base1
Aimerais-tu, en ce monde, voir quelque chose s’effacer ?
目の前で何かが消えてゆく
Et que l’air soit plus pur, le coeur des hommes transformé?
そんなことを誰が望むだろう?
Et pourtant tout est si fragile ici, sur la Terre,
全てに終わりがあるとしても
Il n’y a rien qui soit futile, tu sais.
くだらないものなんてない
base2
D’un côté beau ou bon et quelquefois prodigieux,
美しいとか醜いだとか
Et de l’autre laid ou pauvre et bien souvent monstrueux,
人はよく語り出すけれども
Qu’importe ce que ton coeur te dictera, souviens-toi
二つを分かつのは きみのこころ
Que la différence naît dans tes yeux.
ありのままを 見つめて
parcours1
Chante toutes les couleurs du Monde
世界の音色を
Sans manquer une seule note,
あまさず 奏でて
Chaque chose a sa place ici,
すべて かけがえない
Chaque émoi forme la symphonie de notre vie.
響き合う この歌の パートたち
cours
Savoure l’harmonie du ciel,
ソラノヲト が聞こえる?
Vois que tout est essentiel,
決して 忘れないで
Et comprends que, toi aussi, tu en écris la melodie.
きみもこの歌の メロディーを紡いでる
base3
Voudrais-tu, de ce monde, pouvoir revoir l’écriture
望みどおり君を描くための
Et choisir ses couleurs pour faire ta propre peinture?
魔法の絵の具がいるだろうか?
Prendre le bien, le mal et sans trier, accepter
光も影も等しく 見つめ
Sans couvrir tes yeux, tout regarder.
目を背けずにいて
parcours2
Joie et malheur ne font qu’un, tout est dans le destin,
喜びと悲しみは 隣り合うさだめ
De chaque rire naît un chagrin,
笑みと涙は等しく
Dans chaque voix, dans chaque petit bruit, vit l’infinit.
かすかな響きにも 溢れてる
cours
Savoure l’harmonie du ciel,
ソラノヲト が聞こえる?
Vois que tout est essentiel,
決して 忘れないで
Et comprends que, toi aussi, tu en écris la melodie.
きみもこの歌の メロディーを紡いでる
全訳
君はこの世界で、何かが消えゆくのを見たいと思うだろうか?
もっと空気が透明だったとしても、人の心が変わるのを見たいと思うだろうか?
形あるものは必ず壊れるけれど、始めからいらないものなんてない。そうだろ?
美しいもの、優れているもの、そして素晴らしいものがあり、
その反対側には醜いもの、劣ったもの、おぞましいものがある?
君自身の心がでっちあげた幻に惑わされちゃだめだ。
忘れないで、違いが生まれるのは、君の瞳の中なんだよ。
世界の全ての色を歌って。
ひとつの音符もとばさずに。
どんなものにも、あるべき場所がある。
どんな思いも僕たちの世界の、シンフォニーの一部なんだ。
ソラノヲトに耳を傾けて。
分かるだろう? 何も欠けてはいけないって。
君もまた、この歌のメロディーを綴っているんだってことが。
君はこの世界で、物語を書き直したいと思う?
君自身を描くための絵具を選びたいと思う?
より分けたりしないで、いいところも、悪いところも同じように受け止めて。
目を覆っちゃだめだ。全てを見つめよう。
喜びを悲しみから切り離すことなんてできない。全ては運命の一部なんだ。
どんな笑顔からも、同じだけの涙が生まれる。
どんな声にも、どんなかすかな音にだって、無限が息づいている。
ソラノヲトに耳を傾けて。
分かるだろう? 何も欠けてはいけないって。
君もまた、この歌のメロディーを綴っているんだってことが。
"l’harmonie du ciel"は「ソラノヲト」と訳すしかないだろう。
「ソラノヲト」という言葉が初めて出てきたのは3話で、
イリヤの演奏していたアメイジング・グレイスを指していた。
そしてこの歌にはそのときリオが彼方に伝えた、イリヤからのメッセージも含まれている。
良いものとか悪いものとかではなくて、全ては「かけがえない」世界の一部。
最終回、彼方がアメイジング・グレイスによって戦いを止めらたことで、
この曲は作中で博愛と共存の象徴としての役割を全うしたのだ。
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