ふたり回し

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ランデス、ハンデスのタイプ

最後にランデスハンデスについてご説明いたします。

折を見て書き足す必要もあるやもしれませんが、

まずはコンプリート。パーフェクトは後回しです。

・時間稼ぎとしてのハンデス

一番手軽なハンデスの使い方は、中~終盤の時間稼ぎです。

カードを一枚ハンデスされれば、同じカードが出てきたり、回収カードが出てくるまでそのカードはお預け。

ハンデスは、相手より有利に立つもっとも手軽な手段です。


大事なカードを選べるジェニーパクリオ、他にも効果を持つベガなどがよく使われます。

3,4枚投入して、中盤の特定のターンに一回ハンデスを狙えるようにするとよいでしょう。


・一発逆転の狼煙・・・オールハンデス

ロストソウルラビオールなど、全ての手札を奪えるカードは、追い込まれた時の救世主になりえます。

また、ブーストを絡めて最速タイミングで打てるようにすると、相手が動く前に行動不能に追い込むことができます。

コントロールデッキに一二枚搭載して、あとは回収して使うことが多いようです。


ガリガリ削ってゆくハンデス

ゴーストタッチなどの軽いハンデスカードを連発して、相手が動く前に潰しにかかる手もあります。

相手がマナをため切る前に手札を枯らしてしまうことによって、後々の展開を苦しくすることができます。

自分の手札消費も激しくなってしまうので、手札に余裕を持たせる工夫をするとよいでしょう。

また、デッキの相当な部分がハンデスで埋まってしまうのもネックです。


・息の長いハンデス

バキュームクロウラーバイスサイクロンを使って、延々ハンデスを繰り返すことができます。

ハンデスを毎ターン行うことによって相手は手札をストックすることができなくなり、試合を有利に運べます。

手札をため込まないタイプのデッキが相手のときは、特に持ち込みやすく抜け出しにくくなるでしょう。



・時間稼ぎのランデス

ランデスハンデスと違って1マナにつき1ターンしか時間を稼ぐことができません。

ハンデスと違ってハズレはありませんが、その分時間稼ぎとしての効果は貧弱です。

ランデスが時間稼ぎとして有効に働くのは、ハンデスを狙いにくい時です。

特に、相手の手札を自動的に増やしてしまうビートダウンにおいては、ランデスによる時間稼ぎが有効です。

自分のデッキのマナ域が低ければ、ドリルスコールのように自分に被害が出るカードが使えます。


・マナ加速替わりのランデス

コントロール相手の戦いで先手を奪う際には、普通マナ加速が用いられます。

ランデスにもターンをずらすことはできますが、速攻に防御を間に合わせる役に立つのはマナ加速だけです。

それではどのようなデッキでランデスがマナ加速より有用なのかというと、それは「前後が詰まっている」デッキ。

マナ加速用のカードより1マナ重いカードは、マナ加速の恩恵にあずかることができません。

それに対して、ランデスは前後に連続したコストのカードを使ってもしっかり機能してくれるのです。

トリッパーリアリティヴォイドマナクライシスゴーゴンシャック・・・

頻繁に見かけるカードも少なくありませんね。


・締めとしてのランデス

一枚減った程度では大して苦しくないのがマナならば・・・

一枚増やしたくらいではどうにもならないのも、やはりマナ。

大型のランデスを使って相手のマナを激減させてしまえば、相手はそれこそ何もできなくなってしまいます。

バジュラズテラの他、ドルバロムや、魔天降臨などが代表格ですね。

大型のカードに頼ることになるため、きっちりマナ加速するデッキ、特殊召喚できるデッキにお勧めです。



ランデスハンデスカードの全てが、ここに挙げたタイプに収まるわけではありません。

勿論、それぞれのタイプに、ご紹介していないカードが幾つも残っています。

ですが、比較的ポピュラーで強力なものを選んであるので、これだけ覚えておけば十分でしょう。

それ以外のカードは、出てくるたびに一枚一枚覚えていけば大丈夫です。


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