面白いデッキを・・・というと、何となくコンボを連想しますが、
実戦で狙えるコンボの範囲というのは、かなり窮屈です。
今回は、無理をしないコンボの狙い方を中心に、コンボについて取り上げていきます。
コンボの組み込み方を考える上で重要なのは、コンボの発動率と、失敗したときの保険です。
相手の邪魔と、キーカードの出現率を前提にして組むことで、比較的安定した動きが可能になります。
1.コンボは何のパーツか?
コンボがデッキに与える負担は、組み込まれる部位により大きく変わってきます。
たとえば、エンジンがらみのコンボが失敗すると、エンジンによって立て直すのは不可能ですが、
攻撃・防御にコンボを使うなら、エンジンを使ってサポートでき、また、立て直し易くすることもできます。
また、序盤で使うパーツか、終盤で使うパーツかも大事。
序盤はカードがそろいにくく終盤はカードがそろいやすいので、終盤に狙うコンボ、それもコントロール後に使うコンボは楽です。
逆に、序盤のコンボはどうしてもスペースが肥大し、途切れやすく、途切れた時のショックも甚大です。
2.切られても使えるカードを
コンボが失敗したとき、コンボ用のカードを単品で使えるとそのカードは、無駄にならなくて済みます。
コンボ専用のそのまま使えないカードを手札に保持するのは、非常にシンドイ。
ですから、死に易いスペースを減らすため、
「Aのカードはメインで使い、狙えるときはBとコンボさせる」
といったような、片足に重心を置いた戦い方もお勧めです。
種族デッキに入ったヒドラ・ループなどがよい例ですね。
さらに、コンボを多角化させるのもいい手です。
「AとB、BとC、AとCでコンボ」というように数種のうちどれか2つがコンボする場合、
相手にひとつのコンボを邪魔されても、立て直しが効きます。
今度ご紹介するつもりですが、エンジンの弱い速攻などにも組み込めるのほど、固い戦法です。
3.コンボをぶくぶく太らせない!!
コンボに使うカードの種類が多すぎると、発動は困難になり、
かといってカードを積みすぎるとコンボのカードでデッキがいっぱいになってしまいます。
コンボに使うデッキのスペースを減らすこと、そして、少ないカードでも狙えるコンボを使うこと。
それがコンボを実戦で使うコツです。
というわけで、今回はコンボの特集でした。
皆さんも快適なコンボライフをお楽しみください。