今回は、アドバンテージ*1のお話です。
ターンの始めに手に入れる手札は一枚。
毎ターン手札をマナに置き、一枚カードを使うと、5ターンそこそこで手札が切れてしまいます。
どうすれば、息切れを防げるのでしょう。
一般的なカードゲーム用語として、アドバンテージというものがあります。
相手のカードより、自分のカードがどれだけあるかを基準にして、優位性を数字にしたものです。
そして、カードを使用したときに、アドバンテージがどう変化するか。
これにも、「アドバンテージ」という語が用いられます。
「使ったカード-1、相手クリーチャーを倒して+1」
よく聞きますが、相手クリーチャーがどれも1というのは変。
損得を機械的に計算しきるのは、どうやら無理なようです。
しかし、バトルゾーンに出るまでは、カードはどれも一律1。
ブースト、ドロー、回収カードにおいては、大体当てはまります。
そこで、手札とマナの総合マネージメントについて見ていくことにします。
1.手札がないとマナも置けない!
これはとても簡単で、かつ一番重要なことです。
中盤にハンデスを受けたりすると、マナをためるだけか、マナをためずに相手に対応するか、どちらか選ぶ羽目になることもあります。
ドローの重要性が、身にしみて分かりますね。
逆に、フェアリーアクセラーや万象の超人で毎ターンマナが増えたりすると、
手札からマナにカードを置かずとも重いカードが使えるので結果として手札をマナからサポートした格好になります。
2.回収カードで手札は増える?
回収カードを使って、一枚カードを手札に戻したとします。
これで手札が増えたかというと、総量は変わっていません。
ですから、全体としての余裕にもつながらないのです。
ドローに関しても、
使うカードは少なく、ゲットするカードは多いほどお得です。
3.何度も使えるカードはお得
一枚使い切りのカードに対し、繰り返し使えるカードは、コストパフォーマンスの点で大きく上回ります。
たとえば、ミストリエスは1対∞交換です。
効果を繰り返し使えば使うほど、儲けが出るので、
この手のクリーチャーを守り切れるか、そして潰せるかで勝敗が決してしまうこともあります。
同じ理由で、バルホルスやバザガジールもお得です。
使うカードの枚数が少ないというのは、それだけ長期戦に耐えることができるということなのです。
以上、総合的なアドバンテージの管理の仕方についての御説明でした。
使いたいカードのコストが払えるようになった時、手札がちゃんと残っているかどうか。
そこに気を付けてくだされば、当面の課題はクリアできます。