これが、インフェルノ・ゲート殿堂入りの真相です。
つまりは、強制下位交換。
大地の時などにも、盛んに叫ばれていた環境調節法が、
採択されたようです。
ほぼ丸々一年のタイムラグを経て、プレイヤーの声がフィードバックされました。
通るまでに時間がかかったという様子です。
さて、このインフェルノ・サイン。実にいいデザインです。
コストを増やすだけなら、バベルギヌスと同じ。
なら、召喚されるクリーチャーに制限を。
これなら、状況に応じた大型獣を出すという、
安直なグッドスタッフは作れません。
しかし、このカードを、ゲートと同じように使っては、面白みがありません。
きれいな使い方かどうかは、
STが付いたことをいかに活かせるか、そこに絡んできそうです。
では、STで出したいクリーチャーとは何でしょう?
一つには、大型ブロッカー。速攻相手に引導を渡すことができます。
バルホルスに届かないのは残念ですが、
サイフォス、エールフリートなどは、呪文とも好相性。
ヘブンズなど、もともと特殊召喚系のデッキなら、
全体除去された時の保険としてがんばってくれそうです。
次に、除去クリーチャー。
ヘリオスティガや、デスメンドゥーサなど、
6,7マナ圏にも最後のストッパーになりそうなクリーチャーがいます。
アクアウェーブスターなどは、まさしくスター級の活躍。
オルゼキアも7マナです。
ロッククリーチャーも、面白いですね。
私の好きなザンジバル、バグレン、マリエルなど、
防御向けのクリーチャーがたくさんいます。
もちろん、他にも好相性なクリーチャーは沢山います。
しかし、STとして速攻対策を狙えるならば、
それは大きなスペース圧縮になります。
ジャクヴァルディや色マナ進化など、速攻がプッシュされている今、
このカードが出現したことには、そういう意味がある。
それが、現段階での私の見解です。
ナイトのハンデスとのにらみ合いも含めて、
インフェルノサインは、環境に一石を投じることになるでしょう。