敵国語論争に関する記事を集めて、経緯を探ってみました。
・背景
少し前に、「5CG(5世紀少女)」が問題になりました。
よく知りもしないMTG用語を、
「MTGだからオサレ」といって導入するのは、
混乱を招くだけの軽薄な行為ではないか。
数々のサイトで、さまざまな記事が公開されました。
私も便乗して、記事にしています。
・おまいらの好きな「香ばしい?クイックントースト」
その後、一度は落ち着いた「5CG」でしたが、
ここに新たな火種が投下されます。
両面こんがり、「クイックントースト」というわけです。
basquiatさんの記事では、「クイックントースト」を問題にされていました。
一城なつきさんの記事でもやはり、「クイックントースト」です。
ところが、
Kanjuさんの記事で問題は逆行、
「ドロマー」「ネクラ」に再び光が当たることになったのです。
私などは、慣れてしまったせいか、
5CGと比べて、「ドロマー」に抵抗を感じないのですが、
世間はどう思っているのかまでは分かりません。
気になって探したところ、
「ドロマーとトーストでは話が違う」というページに遭遇しました。
ぷらむさんの記事です。
当時にはDM内部に色を表せるだけのカードがなかったこと、
定着してしまえばそれまでであること、
澱が溶けて大変すっきりいたしました。
・「トチメンボー」
外国から帰って来た人には、成金趣味の外来語は耳障りなようです。
ですから、MTGの経験がある方には、
私とは違ったように「ドロマー」も響くのでしょう。
しかし、私は外来語に対しては特に何も感じません。
ハズカシイとも思わなければ、カッコイイとも思わないのです。
私みたいなへそ曲がりを基準にしてはいけないのだけれど、
おそらく大部分のDMプレイヤーの皆さんも、そうではないでしょうか。
トチメンボーはともかく、
「ビィル」も、「ラムプ」も、「シャンペン」も、立派な日本語です。
「スランプ」も、「シャイ」も、「ナーバス」も、同じこと。
「シャーペン」と「カラオケ」は日本人の発明ですし、
こと「ラーメン」と「カレー」に関しては日本が世界一だと思っています。
ですから、「窓の幕」とは言いますまい。
国威掲揚は、4年に一度で十分。
上半期売上で勝てるなら、それ以上に嬉しいことはありません。
・補足・・・「クイックントースト」について
私は、「クイックントースト」に目くじらを立てることはないと思います。
ですが、「クイックントースト」という言葉自体には魅力を感じません。
「5CG」でも十分ですし、その「5CG」も略して、
いっそのこと「5C」でも差し支えのないものと思います。
冒頭でご紹介した記事で触れましたが、
スラングは言葉とイメージが一対一になるまで、
淘汰されていくような気がします。
そうして、一番最後に残るのが、一番分かりやすい言葉だろうと、
そのように考えています。
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