ふたり回し

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見世果龍(白虹型)

お蔵入りしていた、見世果龍のβ版です。

夫以脅天、莫如覆空白虹との類似点はあまりありませんが、

手札からロマネスクを出す点と大量展開が得意な点から、この名を借りました。

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いつも通り、長方形がカードの一枚一枚を表しています。

黒字で名前が入っているのが、クリーチャー。

赤字で入っているのが呪文で、28:12となっています。


自然19枚、闇12枚、火8枚、光14枚のアンバランスな構成ですが、

ナスオによる調整でカバーできる範囲内です。


枠の内側の色は、カードの役割を表していて、

ブーストが緑、除去が赤、回収が紫、ランデスハンデスは灰色、その他が黄色です。

赤い下線は、墓地にカードを送るためのカードに、

緑の下線は、サンダールで拾えるクリーチャーに引いてあります。

STにはスイッチのマーク、ドラゴンには蛇のマーク、

ジーズにはニンジンのマークをあしらってみました。


環境の変化に対応するべく、見世果龍を突撃専用に再調整、

クリーチャーを増加させ、サイン他の回収呪文をオミットしました。

除去用のトリガーが増加しているのも、変更点の一つです。



見世果龍の基本コンセプトは、

ロマネスクによるブーストからの、アップルを使ったカードの回収。

このデッキにも、多様な動きを可能にする大型のエンジンが受け継がれています。


ロマネスクと相性の良いカードの一つに、メビウスチャージャーが挙げられます。

ロマネスクにダイレクトにつなげられる上に、

ロマネスクに対して使用することで、ロマネスクを退かせることができる、

すなわち、ロマネ前にも、ロマネ後にも活躍するカードです。


そして、このメビウスの餌になるのが、4枚積みされたナスオとアップルです。

メビウスチャージャーの利用によってフォートEの発動は簡単になり、

ナスオによるサーチとアップルによる回収で、

デッキ全体を手札のように扱うことができます。

メビウス、キリューでマナに送った野菜を回収するサンダールと、

破壊されたサンダールを回収するアップル。

この2枚の共生関係に組み込むことで、

ギャラクシーを何度も立て直すことも可能です。


ブーストに失敗したときの保険として、ジェニーとトリッパーも搭載。

序盤の立ち回りは、よみがたり型よりも手堅くなっています。


今回の改造は、殴り合いを意識したものですから、

トリガーも強力なものに変更してあります。

展開型のデッキに効きやすいアポカリプスと、

ブロッカーを押しのけるのにも役立つ、スーパースパーク。

(ハイドロが怖いのでバリアントは止めました)

いずれのカードも、一斉攻撃を受けたときにはかなり役立ってくれるので、

これからは白のトリガーそのものの採用率が上がるのではないかと考えています。

アポカリプスは、グールやギャラクシーとも相性がよく、

手札からの使用を前提に2枚搭載しています。


スーパースパークの返しに敵を掃討するのは、キリュージルベスの仕事。

野菜との併用は、野菜WSからの流用です。

サンダールを使って、低コストで野菜を展開しながらキリューを回収、

一斉攻撃後に、再びサンダールを使って展開しなおすことができます。

勿論、グールとのコンボも顕在。

ごり押しと言えば、キリュージルベスです。


というわけで、殴り合いに特化した見世果龍、いかがでしたか?

キリューと野菜の突撃は、迫力があり、使っていてウキウキしてきます。

デッキそのものとは関係ありませんが、

アポカリとスーパースパークには要注意。

展開系のデッキがはやっている間は、

トリガーは白が主体になるのではないでしょうか。



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