ふたり回し

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方向性を変えて

telracStreamは長期戦が見込まれるので、

さくっと完成品が仕上げられるよう、間に短編をはさむことにした。


唸ったきり、黙りこんだホゼルを見て、タルゴは胸を撫で下ろした。

余計なことを話して、小言を言われるのは御免だ。

近くの椅子を引きよせ、勢いよく沈み込む。

引いていた眠気が押し寄せ、温かな波に揉まれる意識の中、

タルゴはひとりごちた。

「もしかすると・・・また会うことになるかもしれないな」

疲労と静寂をたっぷりと吸い込んだ夜更けに、けだるい空調の鼾がたゆたっていた。


thiaryのビンゴルディンに便乗させてもらうことになった。

カードゲームではなく、背景世界を中心に描いていこうと思う。