ふたり回し

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6-サポート

今回扱うのは、用語ではありません。

味方クリーチャーを支援するカード全般についてのお話です。

目次も合わせてご覧ください。


・味方に能力を付与するカード

純粋にパワーを上げるものから、CIP*1能力、PIG*2能力、アタックトリガーまで、

クリーチャーによって味方に与えることのできる能力は千差万別。

一体のクリーチャーに二つ目、三つ目の能力を与えることで、強力な獣を生み出したり、手札と山札の効率上げることができます。


・能力を付与されるカード>能力を付与するカード

沢山のカードで一体のクリーチャーを強化するのと一枚のカードで沢山のクリーチャーを強化するのとでは、

強化する側のカード一枚の効率が、大きく変わってしまいます。

デッキの構造その2 - ふたり回し参照のこと)

また、強化する側のカードばかりにすると、強化されるカードが来ない間『生きている』カードが少なくて苦労します。

ですから、デッキを組む際には、

強化されるクリーチャーを多めに強化する側のクリーチャーを少なめに、意識しながら調整していきましょう。

アルフェラスとアルナイル、デモメイトを並べてからグラデビを一匹二匹出したところで、大きなベネフィットを得ることはできません。


・対象の限定

味方全体を強化してくれるクリーチャーも存在しますが、

それ以上に特定の種族や文明を持ったクリーチャーを強化するカードは沢山あり、効果も強力だったりします。

不死鳥編の5大種族や、ドラゴン、サムライ、ナイト、シノビ、多色カード・・・

上で述べた通り、強化されるカードは多い方がよいので、個々のスペックが低くても、種族などの条件でおつりがくるカードもあります。


・デッキの趣旨を忘れずに

主軸となるカードを強化してくれるからといって、無条件にサポート用のカードが入るわけではありません。

デッキが狙っている作戦の中で効果が発揮できないなら、あるいは、強化されるクリーチャーとそりが合わないなら、

サポートカードは投入しなくてもよいのです。

バトルゾーンを固めるデッキでSAを与えるクリーチャーは活躍せず、呪文を回収するブロッカーはビートダウンの助けにはなりません。

グールを主軸にしたデッキに、ポッピラッキーを入れることもないでしょう。

展開するなら、防御しながら物量を確保することを、ビートなら、相手の防御を潰し、味方の攻撃を通すことを念頭に置き、

個々のクリーチャーがコンボしたり、弱点を補い合うように意識する―

きっちりとした目的意識があって初めて、サポート効果を使いこなすことができるのです。



キーワード20、第6回「サポート」。

闇雲に種族ボーナスを狙うのではなく、きちんと目的意識を持ってカードを選ぶことが大切です。

第7回「シナジー」は、この記事にも関わってきますので、合わせてご覧ください。


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*1:出した時発動する

*2:死んだ時発動する