これは手短に終わらせることになるでしょう。
早く完成させてこのシリーズから脱出してしまわなければ・・・
目次はこちらです>>キ-ワード20―デュエルマスターズ講義録 - ふたり回し
・ブラフとは
一言で言ってしまえば、思わせぶりなプレイングで相手をだますことです。
基本的には、自分に見えて相手に見えないゾーン、つまり手札を中心におこなうことになります。
デッキタイプを錯覚させたり、シールドに入っていないトリガーが入っていると思わせたり、持っていないシノビを持っているように見せたり・・・
相手がびっくりすると試合のペースを握ることができますから、ブラフは非常に重要な技術の一つです。
・見えるゾーン、見えないゾーン
DMには、大きく分けて4つのゾーンがあります。
相手にも自分にも見えているゾーン、自分にしか見えないゾーン、相手にしか見えないゾーン、そして誰にも見えないゾーンですね。
ブラフが行われるのは、自分にしか見えないゾーン、たとえば、手札や仕込んだシールドなどです。
また、どちらのプレイヤーにも見えないゾーンである山札や裏向きのシールドの中身においても、デッキレシピを知らない相手をだますことができます。
そして、相手にも見えている部分も、やはり大切です。
偽の正解肢を与えることで、はじめて相手をだますことができるからです。
マナゾーンに違うデッキを連想させるカードを置いたり、持っていない手札を連想させるカードを場に出すことで、ブラフが始まります。
見えるゾーン、見えないゾーンを上手く使って、「幻の国士無双」を作り出すことができるかどうか―
それが、ブラフの醍醐味でもあり、急所でもあるのです。
・マナと手札を中心にしたブラフ
一つは、先にも挙げたとおり、偽のデッキタイプを連想させるマナの置き方です。
ヘブンズゲートやゼンアクなど、特定のカードは、特定のデッキタイプに強く結び付いています。
この連想を利用して、相手に取り越し苦労をさせ、誤った対応を取らせることで、試合を有利に運ぶことができます。
また、相手に間違ったタイミングでハンデスさせるため、いらない手札を手元にとどめたりすることも、立派なブラフの一部でしょう。
・バトルゾーンのカードたち
クリーチャーの多くも、やはり、偽のデッキタイプを掴ませる餌になります。
また、手札のカードと連動した効果を持っているクリーチャーを使うことで、こちらの戦況を誤認させることもできます。
アントワネットとマッドネス、ルナーズベルグとドラゴン、ニンジャストライク一般などなど・・・
相手のブロッカーより小さいクリーチャーが攻撃しに行くだけで、ヤミカゼドラグーンやカイトトーテムを持っているように見えます。
特に、手札からの特殊召喚ができるカードは、全般的に警戒心をあおる効果を持っています。
・シールドのカードを使う
相手が仕込んだシールドは、いやでもトリガーに見えます。
そしてまた、マナにカウンターデッキで使われるトリガーがたくさんあれば、シールド全てがトリガーに見えてきます。
こうした潜在的なリスクを利用して、シールドや城を守るのも面白い作戦ですね。
というわけで、軽めに終わらせてみました。
最後のキーワードは文明ですが、個々の文明ではなく、文明の扱い方を中心にお話しすることになると思います。
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