以前チャット会で話題になった、カードゲームのテレビゲーム化。
そして、一般受けするカードゲームの必要十分条件とは・・・
一か月前のチャット会で、カードゲームのゲーム化についてやりとりがありました。
私が冗談で言った「デュエル動画はプロレスだ!」というコメントに対し、デュエルに求められているのは「演出だ」という返答をいただきました。
普通の人がデュエルを楽しむ分には、デュエルの「物語性」が重要な要素になるということです。
そこから、カードゲームの入門用のゲームの話になりました。
カードゲームは始めるのが大変な割に、見ていて楽しさが伝わらないので、テレビゲームから入れるようにすると効果的だとのことでした。
それなら、対戦要素を捨てて選択肢のあるサウンドノベルにしてしまってはどうかと申し上げたところ、すでにそういうものがあったようです。
公式のシュミレータが、それに近いものだとうかがって、すこし驚きました。
本当の面白みとは違いますが、分かりやすく楽しいゲームにするなら、こうしたやり方は面白いのかもしれません。
機械的に進行するシーンもたくさんありますが、デュエルの中には、いきなり現れる選択肢がいくつもあります。
そして、選択に従ってシナリオががらりと変わってしまう、運命的な場面も少なくありません。
カードゲームに限ったことではありませんが、カードゲームには占いに近い要素があって、「運命」を演出するにはもってこいの道具です。
その点を鑑みても、アドベンチャー、あるいはギャルゲーのようなカードゲームはありかもしれませんね。
「女の子から借りたカードを使うと高感度上昇」なんて・・・そんなゲームの出る日は、さすがに来てほしくないですけど。