ふたり回し

小説投稿サイトとは別に連絡や報告、画像の管理などを行います

五行大戦_大綱

みなさん、お待ちかねのカードゲームですよ。

ということで、作ってみようと思います。


まずはルールを決めなくてはいけないのですが、そのためにも調べ物が必要です。

いろいろ見ていく中で、いろいろなカードのシステムに出会いました。

その中で面白いと思ったのは、ヴァイスシュバルツ。

チキンレースみたいな感じで、ゲーム展開が盛り上がりやすそうなんですよね。


しかし、様々なカードのシステムを探っていて思ったのは、

どのゲームもルールが煩雑だということです。

新しいカードゲームになればなるほど、独自性を「付け加え」なければならなりませんから、

仕方がないといえば仕方のないことだとは思います。

少なくとも、遊戯王、あるいはMTGより複雑なカードしか作れないのが現状です。


この複雑さ。

カードにとっては、結構に頭の痛い問題です。

まずもって、難しいとプレイする側が苦労します。

すなわち、はじめる気がなくなるとか、対戦相手がいないとか、その手の問題です。


一方で、ルールの複雑さが精妙さにつながっているかどうかというと、これも怪しいもの。

要素を増やせば、カードをより複雑に、高度にすることはできます。

しかし、それが高度な試合、多様なデッキにつながるかというと……

結局のところ、それはカードプールのバランス次第です。

私は勝手に「課金プレッシャー」と呼んでいますが、

カードを買わせるためにはあえてカードプールを歪にしなくてはならない時があります。

カードゲームがこの課金プレッシャーから逃れられない限り、

プレイヤーの選択枝、ひいては、ゲームの可能性が羽ばたくことはできません。

どんなに要素を加え、ルールを複雑にしても、面白く精妙なゲームになるとは限らないのです。


というわけで、私は要素の統合と単純なルールにこそ、カードの可能性があると思います。

一筋縄でいかないのは、カードの効果だけで十分。

タワーデッキを作った時の教訓を活かして、

微妙なさじ加減とか、ジレンマみたいのを盛り込んでいきたいですね。