ふたり回し

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形而上メモ-共同体

以下メモ


人間を価値に還元しようとする人間観――イエス様が抗おうとしたもの。

まぎれもない真実――乗り越えがたき共同体の自然法


生態系の超克、進化の停滞。

人間を進化=淘汰するもの――人間、社会。

共同体による選定、剪定。

活かすだけの価値あるもの、活かす価値のないもの。

ヒトを活かし、或は殺すほぼ唯一のもの。


共同体の成長、利益追求とは――膨張と価値の純化

要求と圧力の増大、社会はむしろ不要な人間を「殺す」装置として機能する。

より優雅な容=輪郭を求める共同体のアポトーシス

自己否定による先鋭化、純粋化、高度化。

裁き。


共同体の核。平均的人間像。

高性能化に対するカウンターパート。

種族の断裂は外敵を作り出す。

凡人からなる「共同体」の生存戦略

漸進的進化の要求。


構成員という特権の貸与。

排撃の必要性=差別の必要性。

共同体の「発生」。境界面の論理。


人間性を測る非人間的視点。

ユダヤ教的道徳。断罪の装置。

悪を抽出するためのシステム、人が人を呪うことを正当化するシステム――裁くための正義。

共同体という神。救い、赦し、呪い。


神は裁き、呪い、祟る。

人は赦されなければならない。

キリストという反逆者。

宗教的価値観。殺戮の装置から人間を守るもの。


正義――暴力の持つ第二の形態。

第一の暴力、悪の光学異性体、救いを装った呪い。