ポピュラーなデッキはほかにもたくさんありますが、次回からは方向をシフトしてお送りいたします。
戦い方とエンジンの関係を、何となくつかんでいただくのが、当座の目標ですから、
シンプルなものを挙げておいて、複雑なものは後々おってご説明いたします。
では、第4回、マナ回収型について・・・
実は、あまり自信のない解析です。
一応、化身コン、セラフィムなどの動きをイメージしましたが、これらのデッキ自体マイナーなもので、
果たして一括りにできるほど似ていて、一つのパターンと呼べるほど出回っているかというと、怪しい部分があります。
速攻、クリーチャーコン、ブーストと挙げてしまったら、あとは少数派がいろいろ、といった格好になってしまうのです。
クリーチャーコンの補助ドローのみで乗り切るデッキも一括りに出来るやもしれませんが、
エンジンとして特異性がなく、扱っても仕方がない。
そこで、エンジンで勝負するデッキの中で、似通ったものの多いブーストとマナ回収を軸にしたデッキを扱ってみました。
ブーストのことは以前お話したとおりですが、ドローではなく、いったんマナを増やし、そこから手札に持ってくるあたりに、
これらのデッキと、普通のブーストデッキとの違いがあります。
マナ回収に特化しているため、終盤向けのカードをマナに置きやすく、中盤以降にもブーストカードに出番が回ってきます。
そして、その分だけ超大型のカードの扱いが得意です。
弱点は、ブーストを念入りにしなくてはいけなかったり、そのために出遅れたりすること。
マナを減らすことには、大きなリスクが伴うので、マナ確保と手札確保の兼ね合いが、難しいのですね。
ちなみに、防御パーツに関しては、敵クリーチャーを破壊したり、ブロックしたりとさまざまです。
テクニカルかつ、ダイナミックな代わり、ピーキーなマナ回収型。
使うにも作るにも、歯ごたえのあるデッキタイプです。
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