ふたり回し

小説投稿サイトとは別に連絡や報告、画像の管理などを行います

メタデッキ解説その2

今回扱うのは、ロマネサインです。

Beholderさんなら手堅かろう、ということで、

そのまま流用させていただきました。

リアニメイトHDM | BeholderとDM - 楽天ブログ

f:id:Shiroenpitu:20080920181119j:image

絵が昔のものに戻っていますが、

これはレシピよりも、ターンテーブルを見ていこう、

という方針によるものです。


さて、このロマネサイン、

ロマネスクがお客さんになっているのが、お分かり頂けるでしょうか。

ヘヴィもメタルも、サインの届く範囲のクリーチャーですから、

ロマネスクでブーストしても、実はあまり効果がありません。


このデッキで、ロマネスクが入っている理由は、

まさしくインフェルノ・サインにあります。

トリガーしたサインによってロマネスクを出すことで、

一気に4マナ加速し、ブロッカーを確保することもできる。

4マナ加速ともなると、

序盤を一気に飛ばして、いきなり中盤に突入することができますから、

速攻相手に発動すれば、すぐ制圧できる状態に突入します。


メタルが少なめですが、これはサーチやドローが充実しており、

またロマネスクによって引きずり出すこともできるから。

物量で後押しして、締める構築を推し進めた形になります。

また、インフェルノサインで戦線復帰させることができるのも、

安心材料ということになります。


ナスオやエマージェンシータイフーンなどを除いたデッキのその他の部分は、

他のコントロールデッキと同じです。

けん制用のハンデス、火力トリガーにブロンズアーム、

スペルデルフィン、オルゼキアと、見慣れたメンツ。

回収用のカターブラなども見えますね。

スペルデルフィンは同系のサインを抑えるため、

その対策がオルゼキアやバベルギヌスでしょう。


ハンデスから少し力を抜いて、ドローに傾けてあるのは、

ロマネスクによるブーストがあり、

中コストカードメインで戦っていくため。

一ターンに複数のカードを使えば、元を取ることができます。

また、最近はやりのソウルアドバンテージなどから、

リカバリーする上でも重要になってきます。


というわけで、ロマネサインデッキ、いかがだったでしょうか。

なし崩し的に物量を確保しつつ、

アグレッシブなカードはチョビチョビ投入、

エンジンの力で自然と手元に持ってこれるという、

非常に柔らかいデッキです。


『脱、初心者』や『デッキを作ってみよう!!』が出そろったので、

これからは『メタデッキ解説』に傾けていこうと考えています。


<前回>

メタデッキ解説その1 - ふたり回し

<関連記事>

DM、基礎固めその3 - ふたり回し

色の組み合わせ方5 - ふたり回し

デッキの構造その3 - ふたり回し

防御は最大の攻撃ネ!!その2 - ふたり回し

散らす構築、締める構築 - ふたり回し