「同じカードゲームをやっていても、
日本人はパーミッションをよく使う」
と言う迷信があります。
これは、はたして日本人が陰湿で狡猾なためでしょうか?
大昔のFB徳島の記事ですね。
「相手を掌の上で転がしているという優越感」とありますが、
それより重要なのは、
「クリエイティビティを必要としない」という箇所。
私はここに、日本人がコントロール好き*1である最大の理由があると思います。
すなわち、日本人のステロタイプな性質でいうところの、
「定食文化」や「マニュアル好き」がその核心にあるのです。
コントロールデッキは、大抵きちんとしたエンジンを持っています。
ですから、速攻などと違って、ほぼ毎回同じ動きができる、
逆に言うと、運の要素を排除する方向に向かっているわけです。
また、長期戦になればなるほど、少ないカードでも出てきますから、
これも不確定要素を減らし、「普段通りのデュエル」を増やす、
一つの要因といえます。
このような、「毎回同じように戦える」性質が、
あまり変化を好まない、
日本人の性格にマッチしたのではないでしょうか?
勿論、私が例外だ!という方は沢山いらっしゃいますし、
ステロタイプな日本人論というのも、あまり好ましくないのですが、
「相手を掌の上で転がしているという優越感」が、
「コントロールを高尚だと」思わせているのが、
日本人のパーミッション好きの根本にあるのではない、
そういう可能性を提示できたら、今回の記事は成功です。
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*1:少なくとも外国人にはそう見えるらしい