ふたり回し

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見世果龍(よみがたり型)

今までにも何度かお見せした、見世果龍。

派生型である「よみがたり」のギミックをフィードバックして、

より強力なデッキに生まれ変わりました。

f:id:Shiroenpitu:20090326092214j:image

いつも通り、長方形がカードの一枚一枚を表しています。

黒字で名前が入っているのが、クリーチャー。

赤字で入っているのが呪文。

緑で入っているのは城で、22:16:2となっています。


今回は、4色デッキですが、ほぼ黒緑のみの構成になっていて、

黒も緑も入っていないのはメタル2枚のみ。

自然21枚、闇17枚、火5枚、光2枚のアンバランスな構成ですが、

アニメイト*1で出すものばかりですし、いざとなればナスオもいます。


枠の内側の色は、カードの役割を表していて、

山札を削るカードが青、ブースト用が緑、除去用が赤、

ランデスがオレンジ、回収が紫、ハンデスは灰色です。

STにはスイッチのマーク、ドラゴンには蛇のマーク、

ジーズにはニンジンのマークをあしらってみました。


エターナルソードの殿堂入りに対し、

ランデスがまだまだ現役であることを訴えるため、

そして、ミストリエス、紋章の殿堂入りに際して、

「よみがたり」を立て直すため、

「よみがたり」や「莫如覆空白虹」の原型になった、

「世の果つるに見えん龍」を再生することになりました。

(ウィング0みたいなものです)


コンセプトは非常に単純で、

ロマネスクによって引き出したカードを、アップルで柔軟に活用することです。

そこに、バベルギヌス、獰猛なる大地、インフェルノサインと、

様々な特殊召喚を盛り込んで、ザールベルグとHDMにつなぎます。

ザールベルグまで狙うと、いささか過剰な攻めになってしまいますが、

それ以外のカードはほとんどがエンジンパーツですから、サポートには事欠きません。


カードの選別において気を遣ったのは、野菜ザールの補助です。

サンダールとメビウスチャージャー・大地による再装てん、

ハッスルキャッスルによるギミック全体の押し上げは、

このデッキの動力源に、直接サポートをかけます。

特にメビウスチャージャーにはロマネスクを抑えることもできますから、

序盤、中盤、終盤と、さまざまなシーンで活躍してもらいます。


基本パターンは、

ナスオからのメビウスチャージャーから、サインロマネスク。

どちらかが決まれば、うまくいきます。

マナと墓地がそろったら、アップルでバベルギヌスを回収し、

ザールベルグを呼び出します。

このとき、ロマネスクの代わりにバベルギヌスを破壊すると、

サインによる二発目が狙えます。

メビウスチャージャーでバベルを戻してから、アップルで回収したり、

大地でアップルと交換して、サンダールでアップルを拾ったり、

「よみがたり」の基本ギミックも、そのまま生きています。


ちなみに、今回ハンデスは脇役。枚数が確保できなかったので、

大型化によってトップデックを強め、「来たら打つ」程度にお考えください。

メビウスターボで*2マナは確保できますから、

後手に回っても反撃可能です。


フィニッシャー兼防御要員はへヴィメタルです。

ひっくり返されやすいので、純粋なコントロールが相手なら、

サールベルグで安全確保してから攻撃するのが筋でしょう。


アップルとロマネスクがある限り、

「何度でも」「何度でも」「何度でも」「何度でも」「蘇るさ」な見世果龍。*3

文字どおり、大量の回収カードと強烈なトップデックが、

驚異的なリカバリーを演出してくれます。

ランデスの破壊力と、エンジンの駆動力を感じて頂ければ幸いです。


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