今までにも何度かお見せした、見世果龍。
派生型である「よみがたり」のギミックをフィードバックして、
より強力なデッキに生まれ変わりました。
いつも通り、長方形がカードの一枚一枚を表しています。
黒字で名前が入っているのが、クリーチャー。
赤字で入っているのが呪文。
緑で入っているのは城で、22:16:2となっています。
今回は、4色デッキですが、ほぼ黒緑のみの構成になっていて、
黒も緑も入っていないのはメタル2枚のみ。
自然21枚、闇17枚、火5枚、光2枚のアンバランスな構成ですが、
リアニメイト*1で出すものばかりですし、いざとなればナスオもいます。
枠の内側の色は、カードの役割を表していて、
山札を削るカードが青、ブースト用が緑、除去用が赤、
STにはスイッチのマーク、ドラゴンには蛇のマーク、
ベジーズにはニンジンのマークをあしらってみました。
エターナルソードの殿堂入りに対し、
ランデスがまだまだ現役であることを訴えるため、
そして、ミストリエス、紋章の殿堂入りに際して、
「よみがたり」を立て直すため、
「よみがたり」や「莫如覆空白虹」の原型になった、
「世の果つるに見えん龍」を再生することになりました。
(ウィング0みたいなものです)
コンセプトは非常に単純で、
ロマネスクによって引き出したカードを、アップルで柔軟に活用することです。
そこに、バベルギヌス、獰猛なる大地、インフェルノサインと、
様々な特殊召喚を盛り込んで、ザールベルグとHDMにつなぎます。
ザールベルグまで狙うと、いささか過剰な攻めになってしまいますが、
それ以外のカードはほとんどがエンジンパーツですから、サポートには事欠きません。
カードの選別において気を遣ったのは、野菜ザールの補助です。
サンダールとメビウスチャージャー・大地による再装てん、
ハッスルキャッスルによるギミック全体の押し上げは、
このデッキの動力源に、直接サポートをかけます。
特にメビウスチャージャーにはロマネスクを抑えることもできますから、
序盤、中盤、終盤と、さまざまなシーンで活躍してもらいます。
基本パターンは、
ナスオからのメビウスチャージャーから、サインロマネスク。
どちらかが決まれば、うまくいきます。
マナと墓地がそろったら、アップルでバベルギヌスを回収し、
ザールベルグを呼び出します。
このとき、ロマネスクの代わりにバベルギヌスを破壊すると、
サインによる二発目が狙えます。
メビウスチャージャーでバベルを戻してから、アップルで回収したり、
大地でアップルと交換して、サンダールでアップルを拾ったり、
「よみがたり」の基本ギミックも、そのまま生きています。
ちなみに、今回ハンデスは脇役。枚数が確保できなかったので、
大型化によってトップデックを強め、「来たら打つ」程度にお考えください。
後手に回っても反撃可能です。
フィニッシャー兼防御要員はへヴィメタルです。
ひっくり返されやすいので、純粋なコントロールが相手なら、
サールベルグで安全確保してから攻撃するのが筋でしょう。
アップルとロマネスクがある限り、
「何度でも」「何度でも」「何度でも」「何度でも」「蘇るさ」な見世果龍。*3
文字どおり、大量の回収カードと強烈なトップデックが、
驚異的なリカバリーを演出してくれます。
ランデスの破壊力と、エンジンの駆動力を感じて頂ければ幸いです。
<アンケート>
今回の記事は楽しんで頂けましたか?
はい / いいえ
またのお越しをお待ちしております。
<関連記事>