ふたり回し

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8‐除去

目次に少し変更がありましたので、繰り上げで除去についてのご説明いたします。

シリーズの目次はこちらです



・除去とは

相手のクリーチャーやクロスギアを、

バトルゾーンから墓地やマナゾーンなどへ移動させることです。

呪文意外にも、

出した時に相手のクリーチャーを除去するクリーチャー、

攻撃時に相手のクリーチャーを除去するクロスギアなど、

除去効果が発動するタイミングは、カードによってまちまちです。

呪文や特殊効果だけでなく、

クリーチャー同士の接触による破壊も除去に含まれますが、

今回は効果での除去に焦点を絞り、

バトルによる除去は「バトル」の回に回します。


除去カードは、対象に合わせて使い分けることが重要です。

パワーやコストが一定以下の相手にだけ通用する「火力」

狙った相手を一撃で仕留める「確定除去」

複数のクリーチャーを一度に破壊できる「全体除去」

よく使われるタイプの除去能力には、特別な名前が付いています。



・除去の使い道

クリーチャーを除去する目的は、主に3つあります。

相手クリーチャーによる攻撃の妨害、

進化元、システムクリーチャーなどへの対処、

そして、クリーチャー同士の接触による味方の損害の軽減です。


有効な除去のタイプは、対象の大きさで決まります。


防御に使う除去は、他の防御パーツの穴を埋めるものを選び、

デッキ全体が自分より速いデッキ全般に対処できるようにセッティングします。


相手の崩しに使うものは、確定除去が便利。

小型のクリーチャーが相手の場合は、火力もありですが、

とにかくピンポイントで重要なクリーチャーを撃墜できることが重要です。


また、攻撃の補助には、

自分の攻め手と同じサイズの相手に効くものを選びます。

味方のクリーチャーが接触する可能性がある相手、

接触して、負けてしまう相手に照準を合わせましょう。

ブロッカーは概してコストより大きめなので、

速めのビートダウンでは対ブロッカーの除去カードに頼ることになります。


こうした場面の全てを、

クリーチャーの大きさを活かし、除去せずにクリアーするデッキもありますが、

たいていのデッキにとって、除去はそこそこ重要な要素です。



・除去のかわしかた

除去のかわし方も、主に3つに分かれます。

除去を使われる前につぶす方法、

除去を完全に予防する方法、

除去された時のダメージを減らす方法です。


除去される前につぶすというのは、すなわちハンデスランデスです。

手堅く使えるのはハンデスの方で、

大事なクリーチャーを出す前に、ジェニーを出しておくのは定石の一つです。


除去を予防するカードは、

除去されない、除去の対象に選ばれないというカード、

呪文やクリーチャーの使用を妨げるカードに大別されます。

除去に重点をおいて、少数精鋭で攻めるデッキは前者を、

他にもクリーチャーを並べて使っていくデッキでは後者を、

それぞれフィニッシャーとして用いるのがお勧めです。


除去された後のケアも二通りあります。

PIG*1効果を用いた方法は、

クリーチャーを特殊召喚できる効果があれば、即座に穴を埋めるどころか、

相手に除去することをためらわせることもできます。

一方、素直に回収から立て直すのも、立派なケアです。

対処されにくい、最も手堅い手段でもあります。


なお、上の方法には、

クリーチャーを保護するものと、除去されにくいクリーチャーを使うもの、

二種類に大別することもできます。

後者は、除去されにくいクリーチャーのワンマンショーになりますが、

味方を除去されにくくするクロスギアやクリーチャーもありますから、

そちらもぜひお試しください。



除去する側と除去される側の攻防には、

まだまだ語るべきことがたくさん残っていますが、

今回はとりあえずここまで。

他の記事もいくらかご紹介いたしますので、

そちらもご参照ください。



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*1:死んだ時発動する