ふたり回し

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10‐スペース/トップデック

今までにも何度か触れてきたトップデックとスペースの問題。

今回は、各論の橋渡しとなる記事を目指します。

目次はこちらです。


・スペース(スロット)とは

DMのデッキは、原則40枚のカードから構成されます。

デッキを作り、調整していくことは、40の席を、どんなカードにどれだけあてがうかを決める作業に他なりません。

スペースとは、投入したいカードにあてがうことのできる空席。

同じカードや、同じ機能のカードの集団にあてがわれた席の数のことを指します。


・トップデックの確率

トップデックとは、文字通り山札の一番上に、欲しいカードがくることです。

特定のカードを引き当てる確率は、山札に残ったカードのうち、そのカードが何枚入っているかで決まります。

たくさん入ったカードは引き当てやすく、少ししか入っていないカードは引き当てにくくなります。


ですから、何枚も入っているカードは、早い段階で入手する可能性が高く、一回のデュエル中に何度も引くことになります。

少ないカードは、早い段階で入手できる可能性が低く、また、デュエル中に引き当てる回数も少なくなります。


デッキの枚数に上限がある以上、すべてのカードを沢山投入するわけにはいきません。

各カードの出現率を上手く設定していくことが重要です。


・カードの枚数を決める

特定のカードの枚数を決める最も簡単な基準は、そのカードをいつ使うかということです。

序盤に使うカードなら、たくさん積み、終盤に使うカードなら、少しだけ積む。

デッキを作る際の、基本原則の一つです。


そして、同じカードを何度使うかも、投入枚数にかかわってきます。

重いカードでも、何度も使うものは複数投入したいですよね。

逆に、一枚だけで目的を果たせるカードを選んで、他のカードを沢山詰めるようにするのも重要なテクニックです。


まだまだお話するべきことはたくさんありますが、この記事はあくまでさわりです。

細かい技術に関しては、関連記事をご参照くださいませ。


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