ふたり回し

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AOTENN!戯雅!BUPPA![火・闇・自然/ブーストエリアル/キリノ・ジャイアント]

エリアルマナソースの形が固定されてきたので、今の型を正式採用することにします。

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長方形の一つ一つがカードを表していて、黒字で名前が書いてあるのがクリーチャーで、19枚、赤字で名前が書いてあるのが呪文で、21枚を含みます。


枠の色が文明を表し、闇が黒で14枚、自然が緑で26枚、火が赤で12枚です。

スイッチのアイコンが付いているのはSトリガーで、11枚です。

赤い下線はジャイアントを表し、10枚入っています。


枠の内側の色は、カードの役割を表していて、

赤を除去、灰色をハンデス、紫を回収、緑をブースト、黄色をビート要員に割り当ててあります。



ドルゲーザではない」ジャイアント―

このデッキは、つまらない意地から生まれました。

ドルゲーザが入らないように、強引に赤黒緑で構成し、ジャイアントを展開してのビートダウンを目指したわけです。

しかし、手札がなくては、たとえキリノがいてもジャイアントの展開は不可能です。

そんなときに見つかったのが、エリアルジャイアントでした。


「ブーストから、エリアルジャイアントの効果で一気にマナ回収、後続のクリーチャーを投げつければ、なかなかのビートダウンになるかもしれない」

気楽な見通しで、ジャイアントを集めたところ、遅い、重い、マナがないの三拍子。

想像以上のポンコツが出来上がってしまいました。


どうにもならぬものをどうにかしようとして、初めに行ったのは、ジャイアントの減量と呪文の増量でした。

マナがなければ、ジャイアントは並べられないわけですから、エリアルジャイアントで回収されない呪文を増やすことは急務です。

トリガー呪文、ブースト呪文、ロストソウルにバクレツ弾・・・黒ラン程ではありませんが、トップから頻繁に除去呪文の出てくる、過激な構成です。

また、手札でくすぶっているだけのジャイアントも、かなりバッサリと切り落すことに。

キーカードになるエリアルジャイアントと、マナが減ってからの展開に貢献するキリノジャイアント、割と軽いパルスジャイアントだけが残りました。

こうして、デッキの半分強が呪文でできている、怪しげなビートダウンが出来上がったのです。


そして、最後に残った問題は、エリアルジャイアントが攻撃してから展開するまでのタイムラグでした。

ジャイアントを抜いた分、穴埋めにアニマベルギスとキリュージルベスを増やし、ぎりぎりまでタイムラグをそぎ落とします。

いずれも比較的系コストで、ブレイク枚数追加にSAと、出した瞬間に攻撃に移れますから、ビートダウンの破壊力は劇的に改善されました。

キリュージルベスでマナにおかれたクリーチャーを、同じターンにエリアルジャイアントで拾えるのも強みです。


紆余曲折を経て出来上がった、キリノエリアル

ドローが弱い分動きは大味になってしまいますが、手札を大切に使い、マナを呪文で確保できれば大丈夫です。

テクニカルな操作が要求されるわけではありませんが、迫力がありますので、お勧めできる一品になったと思います。


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