ふたり回し

小説投稿サイトとは別に連絡や報告、画像の管理などを行います

すんげぃ手前味噌なレポのご紹介でぃす[光・水/連鎖ビート/アストラル・リーフ]

なにはともあれ、軍曹さん、優勝おめでとうございますですぅ。

(元ネタは両方お分かりでしょうか?)


連鎖進化が、軍曹殿に売れました。

若干デッキの細部は異なりますが、基本路線は進化+ブロッカーのようです。

臨機応変に戦術を使い分けて、様々な相手を撃破するサーのご活躍をたどるうちに・・・

・・・ひとつ言い残していたことを思い出してしまいました。


連鎖進化は、構造はソリッドですが、戦闘中に大幅な路線変更ができます。

「使い方を覚えるのも簡単なので」などと言ってしまいましたが、動きのバリエーションがいくつもあり、実はすごく大変です。

そこで、現時点で分かっているコツのようなものをいくつかリストアップしておきましょう。


f:id:Shiroenpitu:20100925140622j:image

・進化

4 x エンペラー・ティナ

4 x 聖天使グネス・パルキューラ

1 x アストラル・リーフ


・ブロッカー

4 x マリン・フラワー

2 x 予言者シュウ

3 x 日輪の守護者ソル・ガーラ

3 x 光陣の使徒ムルムル


・連鎖

3 x ペロリ・ハット

4 x 増殖防御オンバル・チョコザイカ

4 x アクア・ジェスタールーペ


・その他

4 x アクア・ベララー

2 x 電磁封魔ロッキオ

2 x 封魔ゴーゴンシャック


デッキの細部は、これで落ち着いています。

ベララー全開、進化獣全開、1マナブロッカー6匹、ソルガーラ3匹・・・

何もしないときの連鎖失敗率は三分の一以下で、ベララーで連鎖ドタキャンができるとさらに十分の一程度まで下げることができます。

また、なるべく素で攻撃できるクリーチャーを多めにしたので、攻撃が途切れにくくなっています。

一番、かどうかはともかくとして、もろい部分を補強しつつ爆発力を生み出せる、手堅いセッティングです。

それでは、プレイングの説明に移ります。


・相手に合わせる

青白連鎖は、パシフィックと、イニシエートと、カッターと、ウィニービートを足して1.5くらいで割ったようなデッキです。

この4つのデッキを、ベララーを用い、ドローを活かして、また、要所で我慢することで使い分けなくてはいけません。

手札の使い方、優先するカード、進化元に使ってよいクリーチャー・・・

臨機応変にスイッチを切り替え、「相手の嫌がるデッキ」に化けるように心がけます。

いらないトップデックはベララーを使ってドタキャンできますから、こちらもモードチェンジに有効活用しましょう。

少々長くなりますが、具体的なケースをいくつかあげておきましょう。


例えば、相手がビートダウンなら、「カッター系」に近い動きをとるのが筋です。

ブロッカーを優先して残し、グネスでタップキルしながら総攻撃に向けてクリーチャーを展開すると、安全に攻撃することができます。

理由としては、手札を与えずに相手の事故にあやかりたいのと、ノートリガーを補いたいのが半々。

展開の核となるベララー、ムルムルを大切にしましょう。

逆に、手札が切れにくい分連鎖持ちのクリーチャーは優先順位を下げても大丈夫です。


コンボデッキが相手の時も、ゆっくり目に動くとよいでしょう。

少ない妨害手段であるグネス、ベララー、ゴーゴンシャックを軸に、攻撃できるクリーチャーを優先して並べます。

大切なカードはマナに置かずに手札にストックし、じっくり「イニシエート」のように場アドをひろげます。

相手の手札がそろう直前に、ブロッカーを何匹かチャンプブロックに回して攻撃開始。

時間を稼ぎながら滑り込むようにして殴り切ります。


積極的な攻撃を求められるのは、全体除去を避けたいときです。

「パシフィック青単」よろしくパワー押しして、テキパキ攻撃していきましょう。

攻撃が止まると悲惨なので、連鎖獣と進化獣を優先し、マナには二枚目以降のベララーやソルガーラをあてます。

連鎖時の進化元はなるべく意識的に確保して、ハズレを防ぎましょう。

ブロッカーが多いデッキを相手取るときも同様にパワー重視で戦い、大きいクリーチャーでつついてから一斉攻撃に持っていくと安全です。


ハンデスや確定除去が基調のデッキが相手の時は、「ウィニー」のつもりで戦いましょう。

進化獣が使いにくいので、そのまま攻撃できるクリーチャーを優先します。

展開の目を絶やさないように慎重に、しかし積極的に小型をばらまいて攻撃。

ベララーとジェスタールーペは命綱ですから、極力マナに置かずに撒いて撒いて撒きまくります。


・基本方針

とにかく事故を防ぐために慎重に行動します。

トップから出てくるカードが必要なものと入らないものにすっぱりと分かれるため、手札を大切に。

低コストのカードが中心なので、あせってマナを置く必要はありません。

しっかりタイムテーブルを組んで、必要なマナだけを用意しながら戦いましょう。


もう一つのポイントは、連鎖で進化獣が出てきた時のはずれを防ぐことです。

攻めているときも守っているときも進化元に気を遣い、ティナ、グネスがすぐ進化できる状態を作ります。

最後のひと押しができるかできないかで勝敗が変わってしまうので、マナが足りているなら一マナ進化元もなるべくストックしましょう。

適当に進化して、アタッカーが足りないとか、ブロッカーを減らしてしまうというのは無しです。


そして、何より場のクリーチャーを大切にすること。

除去呪文など入っていないので、攻めも守りもクリーチャーが資本、バトルゾーンでの殴り合いに細心の注意を払います。

攻撃時は相手の殴り返しをどこまではじけるかを念頭に置いて、システムクリーチャーがつぶされないように。

防御時はシールドの残り枚数を確認しながら、後から有効に活用できるブロッカーを残すように。

バトルゾーンでの優位は、常に保っておけるようにしたいところですね。


・まとめ

ここまでお付き合いくださった皆様、お疲れ様でした。

押さえるポイントがいくつもあって大変ですが、ポイントさえ押さえれば、青白連鎖は使い手の無茶を聞いてくれる可愛いデッキに化けます。

レシピを見ればわかるように、白と青の二色ながら、ブロッカー、進化、タップキルと、翠入りのウィニー連鎖よりも多様なカードが入っています。

この低コストでこれだけ盛り込むのはリスキーではありますが、それだけに使いこなせた時の達成感や器用さは天下一品。

中速ビートの操作が好きな人やストイックなプレイングを堪能したい人には、お勧めの一品です。


<関連記事>

Patients and Therapists Reversed in Occult Treatment[光・水/連鎖・進化速攻/ペロリ・ハット] - ふたり回し

ワンパターン化と闘う - ふたり回し