そんなにたくさんタワーデッキを作ったわけではありませんが、すでに見つけた小技をいくつか。
・カードの取り合い
マナゾーン、墓地、山札が共用なので、タワーデッキではカードの取り合いが楽しめます。
除去やハンデスから回収する流れを組みこんだり、山札操作用のカードを加えると作戦の幅が広がります。
・ビート気味に組む
長引くタワーデッキでは気軽に遊べません。
気軽に始めてサクッと終わるよう、攻撃的なデッキに仕上げることが大切です。
トリガーからの逆転も起きやすくなって派手な展開になるのも、ビートをお勧めする理由の一つです。
デッキが共用な分逆転は起きにくいので、意図的に過激なセッティングを心がけましょう。
アドバンテージを地道に稼ぎながらの固めゲーになったら、最悪です。
・ハイリスクとハイリターンをつりあわせる
プレイヤーがデッキをいじれない分、プレイングに工夫できるポイントを設けることが大切です。
そのためには、攻撃したり呪文を使うことに分かりやすいリスクとリターンを与えるとよいでしょう。
リスクはトリガーなんかでも十分ですが、工夫すべきはリターンの方。
攻撃時のボーナスや、相手にシールドを割られると弱体化するカードなどを使うとよいでしょう。
ザルメス、ロッカナタ、ガチャック、スペルブルーなどが便利です。
派手な効果ほど盛り上がるので、思い切って普段使いにくいものを投入するのも手かもしれません。
・見えない要素を増やす
リスクリターンの話と重なりますが、バクチを増やしても面白くなります。
エメラルやサンフィスト、カイト・トーテムなんかが便利でしょう。
シールドもそうですが、あけてびっくり、というのが大切です。
・発動タイミングの変な能力もOK
普段使いにくいカードでも、デッキ全体のカードの性能を落とせば使えるようになります。
変わった条件で発動する効果を持ったカードを投入すれば、デュエルがテクニカルにすることもできるでしょう。
弱いカードを入れる際のポイントは、上位互換カードを入れないようにすることです。
文字通りのオンリーワンにすれば、弱いカードも貴重な戦力ですからね。
お勧めはクリーチャーの殴り返しやブロックに関係する能力です。
「された時」「した時」だけでなく、他のカードを調整すれば「されなかった時」の効果もいい演出になりますよ。
まだまだタワーをいじった経験があまりないので、私からご紹介できるのはこれくらいです。
根本的には、「プレイング甲斐を増やすこと」「派手な演出」を心がければよいのではないでしょうか。
デッキ作りで工夫できない分、プレイヤーを楽しませる工夫を凝らすことが大切だと思います。