ふたり回し

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自分の担当の話

ある程度見えてきたが、まだほかのメンバーとのすり合わせ次第。


1950年代をイメージして、yamayuriさん顔負けの児童文学タッチで攻めたい。

主人公の小学生が年上ハーフの女の子に出会って、仲良くなった頃に帰国の話が出てきて、

ヒロインが魔法のからくり時計のネジを盗むと、街を流れる時間が止まっちゃう。

それで、主人公のところにやってきて「一緒に犯人を探そう」という展開。

主人公もある程度事情がわかってるから、ヒロインとの約束を果たして、

時計のネジを二人で巻いておしまいかなぁ。

再会するところもちょい書いたほうがいいかもしれない。


出会いのシーンはもう決まってて、主人公が友達と一緒に歩いてる時にヒロインを見つけて、

活動写真のマリリンモンローみたいだけど、パンツもマリリンと同じか確かめてこいよ、と。

ジャンケンに負けた主人公が引っぱたかれて、ヒロインの子分にされちゃうのね。

主人公にとって、ヒロインはマリリンモンロー=憧れのイメージが強い。


反対に、ヒロイン側のエピソードとして、設定も兼ねてヴァイオリンがいいかと思ってる。

お父さんが音大の先生をやってて、最後は一緒にイギリスに帰っていくという。

主人公に会ったときはスランプに陥ってて、

主人公に聴かせることで上手く立ち直っていくような。

ヴァイオリンの話を持ち出すきっかけとしては、駅の巨大オルゴールを検討中。

紙テープ読み取り式で、巨大アコーディオンにヴァイオリンが三つくらい付いてるやつ。

魔法の時計とはからくり時計繋がりで統一感があるし、レトロの鉄板だしね。

主人公がオルゴールのヴァイオリンに感心するのを見て、「こんなもんじゃない」と。


魔法の時計は、天文時計なんだけど、真ん中に地球儀があって、

地球の周りを太陽と月と12宮が回るような代物。

サイドのネジをどんな形にするかでちょっと迷ってる。


レトロ推しという点では、ケーブルカーもちょっと考えてる。

街の真ん中にケーブルカーがあって、ヒロインの家が高いところにあるから、

登ってく途中で主人公が降りていっちゃうわけ。

これがそのシーンで別れのメタファーになってて、そこでヒロインが飛び降りるのは……

どうだろ?

小道具としては、ペルセポネのザクロとか、使いたい候補はあるけど、決まってはいない。

乙女座までセットで使うと結構コンボが入るけど、必要とまではいかないかな。


取り敢えず、教会の鐘楼の上でヴァイオリンを引くのは外せない気がしてる。