お待ちかねの回復役。
勿論殴ります。
通常攻撃:刺突属性/遠距離攻撃
HP:280 ATK:57 DFC:60 AGL:91 LUK:71
切断:95 刺突:95 殴打:120 炎熱:115 氷結:100 電撃:75
さあ、ここまで回復専門のギアというものは全く出て来なかったわけですが、
勿論RPGで回復職不在ということはありません。
このウィングは直接的に体力を回復する事を主戦法とする支援向きのギアです。
また味方をエキサイトゲインさせるスキルは、ウィングのものだけが序盤から連打可能。
長期戦だけでなく、速攻PTでも活躍することが出来ます。
ウィングの回復スキルは、他のクラスと比べると比較的シンプルです。
回復行動は後出しのソリューションですので、必要な措置だけを即応的に出せるのがベスト。
その中で遠慮させて頂いたのは、状態異常とデバフの回復手段でした。
これには搦め手を強めに設定したかったという思惑があります。
エキサイトシステムの関係で、高レベルの回復スキルは強烈目に設定してあります。
オート回復が構えバフだったり、味方を全快させるスキルがありますが、
これは単なる大消費スキルとは異なり、連発できないEXスキルならではの贅沢ですね。
純粋な回復役の宿命として味方がダメージを受けるまで出番がないことが挙げられます。
しかし、ハクシナではありがたいことに回復すべきゲージがもう一つありました。
エキサイトレベルですね。
エキサイトレベルは0から始まるので、どちらかというと充電役です。
大技を前倒しする効果は言わずもがな、終盤でも蘇生やEXスキルから復帰する効果もあり、
自身のエキサイトゲインを捨てて電池役として速攻を狙うのがむしろ鉄板かもしれません。
パッシブは基本的に回復の強化・補助と自己防衛用です。
特徴的なのは「おぼしめし」で、これは食いしばりの変化版です。
体力が半分以下の時に攻撃されると死ぬこともあるというのがポイントでしょうか。
単発技での事故死がない代わり、
防御力の低さも相まって連続攻撃に対しては一応の脆弱さを持っています。
そして変身スキルとでも呼ぶべき「わざわい」。
ビショップはメイスで殴るクラスとはよく言ったものですが、
ウィングの殴りはビショップの殴りと違い回復のオマケではありません。
エキサイトレベルが溜まってアンリーシュトした瞬間回復役の能力を失い、
攻撃役に匹敵する殺戮マシーンと化します。
セットすると望んでいないシーンで発動して困るデメリットがあるため、
利用する際にはEXスキルで上手くエキサイトレベルを押さえるのが大事です。
速度上昇を活かして、ベルーガの命令スキルとかませると強いかもしれませんね。
変則的な一発芸と回復役の伝統を併せ持つウィング。
決して味方をブーストする機械ということは……(ゲフンゲフン