釣りタイです。
……本当は艦これの秘密も糞もなくて、エロいからに決まってるんだけど、
日経や4Gamerは「最大の魅力はお色気だ」とか「ホントに脱ぐのだ!!」とは言わんよね。
ゲーム性がとお手軽さのバランスが云々とか、テキトーにお茶を濁すしかない。
そう、最近エロが氾濫しすぎてる気がする。
商業主義でエロに走るっていうより、日本人そのものがエロ以外への興味を失ってるって感じ。
で、何が問題なのかって言うと、エロは存外「軍靴の音」なのかもしれないぞってこと。
この左巻きヤローがって、実際そうなんだけど、軍靴の音ってのは意外とマジかもしれない。
昔、世界史の先生が言っていた。
不景気になると、人間は戦争したくなるものだって。
戦争は、大衆娯楽なんだって。
この戦争に並ぶも一つの娯楽が、セックスなんだ。
娯楽なんて、突き詰めればセックスとチャンバラだぜってのは、小説書きとしての私の持論。
そしてそれは、人心が荒めば荒むほど顕著になってくる、と。
でも、意外とこれが外れてもいなかったらしいんだよね。
これは同じ左巻きの人から聞いた話だけど、
大戦直前の娯楽も暴力とセックスばかりで酷かったらしい。
追い詰められると、人間興味の幅が狭まって、暴力とセックスくらいしか希望がなくなるんだろうか。
ちょうど、今の日本がなってるみたいに、さ。
エロばかりという点で今の日本は大戦前の状況にすごく近づいて来てるらしい。
暴力もあったよね。永遠の0だ。
……我ながら伝聞だらけで脈絡もないし、連鎖推理にもなってないなぁと思う。
無理やり三段論法するなら、どうなるんだろう。
大前提:エロブームと戦争は同時に起こる
小前提:エロブームが起こっている
結論:戦争が起こる
うん、論理的だ。大前提が合ってるかどうかわかんないけど。
間に「人心が乱れると大衆は暴力とセックスにしか興味がなくなる」とか、
その逆命題の「大衆の興味がセックスに集中しているということは人心が乱れている」とか、
その他もろもろの証明が挟まる気がするけど、そんなのは知らん。
ただ、艦これのもう一つの題材が帝国海軍だっていうのは、象徴的かもしれない。
艦これの基本テーマが「戦争×エロ」であることは、とりあえず間違いないよね。
右傾化する今の日本で暴力とセックスをそのまま描写した作品が求められるというのは、
とても皮肉が聞いているというか、身も蓋もない話だなぁ。