正確には、クリーチャーの枚数を考えるべきですが。
「3枚めくって一枚ヒットすればよい」というのは、実際にはどういうことなのかを考えてみましょう。
数学Aならば、こう考えます。
「山札の残りから3枚引くパターンのうち、3枚ともはずれであるパターンを除外する。残りがあたり」
高校入試なら、こう考えるでしょう。
「3回引いて、3回外れる確率を100%から引く」
はずれを一度引けば、当たりくじの比率が1枚分上昇するので、その分だけ3連続ミスの確率は減ります。
ですから、1 - (noncreatureC3)/(allC3)を計算したくない人は思い切って3乗でガマンしてみましょう。
それから、気持ち多めにすればOKです。
たとえば、山札の半分がクリーチャーのときは2分の1を3回やって、1から引いて、8分の7は成功です。
もちろん真面目に計算すると、もっと高い数字が出てきます。
これを、いくつかの数字に当てはめてみましょう。
クリーチャーが3分の1、13枚程度の投入なら、27分の19、70%以上がアタリです。
クリーチャーが10匹、4分の1なら、64分の37、60%弱がアタリです。
流石にこれでは厳しいので、15枚体制を考えてみましょう。
クリーチャーは8分の3ですから、512分の387、80%弱がアタリということになります。
これだけあれば十分ですよね。
「3回トライする」というだけで、ヒット率はずいぶんと上がってしまうもの。
マッドロマノフという割には、ずいぶんと堅実なカードだったようですね。
これはデッキづくりそのものにも言えることで、ドローを重ねてトライ回数を稼ぐと、色々なカードの出現率が上がります。
興味をもたれたなら、といそる様やはしりがき様をご覧になることをお勧めします。
厳密な計算に基づいた、さらに詳しい情報を得ることができるでしょう。
ただ、気をつけておかなくてはいけないのは、「7割が勝って6割が負けるのかどうか」ということ。
絶対的な数字から、具体的なパターンを比較しながら相対的な優劣を見極めていく必要があります。
確率論の成果は、結局「回してみてのお楽しみ」ということですね。
<メモ>
ときどきHIDEさんのところにある
「俺は余裕で相手のクリーチャーを捌いていくと、奴は苦し紛れにクリスタルメモリー。
こんなこともあろうかと用意してあったロストソウルをぶち込んで、俺様の勝利確定」
みたいなので、自虐ネタを披露してみたいと考えています。
「圧倒的な構築力でアロマを3対そろえ、一斉攻撃。
あまりの展開の速さにこっちが拍子抜け。絶望した相手が早くも言い訳を始めたw
すかさずティナの攻撃。シールドから出てきたカードは・・・相手の表情が変わった。
大方ハヤブサ丸でも引いたんだろうが、このスピードの前には焼け石に水。
アロマをタップしようとすると、相手がストップをかけてくる。今から命乞いしたって遅いぜ。
『トリガー・天使と悪魔の墳墓です』
これはトンデモないイカサマ野郎だ。俺はジャッジを呼んで公正な判定を要求した
『コイツはとんでもないイカサマ野郎だ。俺はこいつがマナにあった墳墓をシールドとすりかえるのを見たぞ!』」
これは流行る予感。