ふたり回し

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超重量級のデッキ

星域未搭載のキリコ以降、ぱったりと途絶えてしまった超重量級のデッキ。

速攻の存在意義を考えると、やっぱり一つくらいはそういうデッキが欲しのですが・・・


ここで超重量級と呼んでいるのは、ランデスに類するブーストを使った高コストのデッキです。

速攻に間に合わない代わりにコントロール同系戦で絶対的なパワーを発揮するデッキ―

現環境を支えるデッキのバランス感覚は勿論称賛されるべきものですが、トガったデッキにしかない魅力があります。

カニックにとって、特化したコンセプトは躍動感を与えてくれるスパイス。

今活躍しているデッキは多様ではありますが、そういった振れ幅の様なものが減ってきているように思われるのです。


ヘヴィメタル、ギャラクシーあたりからフィニッシャーの高速化が進み、姿を消してしまった低速デッキ。

キリコの登場で爆発力が上がり、ランデスに目が向けられたのもつかの間、星域によってキリコが高速化。

メタの張り合いが進んでキリコもすっかりネクラギャラクシー化してしまいました。

スピードだけを比べるなら、ブーストをしないバキュームやボルコンなども低速の域に入るのでしょうが、それは別。

「9マナ」「10マナ」のカードが持つ独特の迫力は、そういったデッキにはないものです。


そんな環境を知ってか知らずか、超次元クリーチャーのなかには、「コスト14」のツワモノも散見されます。

激しいブーストで14マナを溜めて、超次元クリーチャーを召喚!

・・・したいと思っても、それは叶わぬ夢。

5マナで出して、1、2ターン待って、「覚醒」する、従来通りのスピードです。

ああ、超次元クリーチャー、手札から出せないものでしょうか・・・