以前から何度かに分けて経過報告していたヘブンズキリコです。
エターナルガードの搭載で、除去がいくらか楽になりました。
長方形の一つ一つがカードを表していて、
黒字で名前が書いてあるのがクリーチャーで、18枚、
赤字で名前が書いてあるのが呪文で、22枚を含みます。
枠の色が文明を表し、
闇が黒で10枚、光が黄色で14枚、水が青で13枚、自然が緑で12枚です。
風車は進化獣を表し、2枚。
スイッチのアイコンが付いているのはSトリガーで、3枚です。
枠の内側の色は、カードの役割を表していて、
黄色が特殊召喚、緑がマナブースト、青がドロー、灰がハンデス、
赤が除去、橙が防御、紫がサーチと回収に割り当てられています。
今回のテーマは、非常に簡単です。
それは、「キリコで出すための大型獣に、キリコの欠点を埋めさせる」こと。
ふたり回しお得意の、「兼業」作戦です。
キリコデッキの弱点は、キリコが立つまでの打たれ弱さです。
そして、その主な原因は、キリコで出すためのクリーチャーがかさばり、
防御のためのスペースを圧迫してしまうことにあります。
また、キリコ自体が大きく、ブーストのためのスペースが肥大化するのも、
キリコデッキの抱える問題点ですね。
このキリコデッキ内部のスペースの不足を解決するため今回用いたのが、
同じく特殊召喚であるヘブンズデッキのシステムです。
特別な能力やSAがなくとも、大型のクリーチャーが横に並ぶのは驚異。
ならば、フィニッシャーを大型ブロッカーにして、
ヘブンズによる展開をサブ筋として盛り込むことで、
防御力を補いつつ、防御のためのスペースを削ることもできます。
幸いキリコの進化元には、シールドを仕込めるクリーチャーがそろっています。
ですから、キリコとヘブンズを混合することは、決して難しくはありません。
そして、この進化元を、もう一つの弱点であるブーストに転用します。
こちらも恒例のメビウスターボですね。
3ターン目の発動にこだわらず、ブーストを4枚に抑えて、
空いたスペースにハンデスと除去を積み込みます。
また、キリコとヘブンズの展開法が違うことも、このデッキのポイントです。
一見、特殊召喚の動きを統一した方がよいようにも思われますが、
この場合は、キリコが山札からの展開であることが、有利に働きます。
相手がコントロールの時、ブロッカーとヘブンズゲートをマナに置けるため、
手札に余裕が生まれ、呪文がストックしやすくなるからです。
ビートに対しては、手札をためながら、
コントロールに対しては、ブーストからの重呪文で対抗することで、
戦いは格段に楽になります。
ブーストとトリガーの両面から、
兼業によってスペースの合理化を図ったヘブンズキリコ。
余裕のある時には、キリコ→ヘブンズも狙ってみてください。
動脈と呪術の刃の強さを実感して頂けると思います。
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