ふたり回し

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殴り合い入門-1

これから何回かに分けて、

アタックとビートダウン同系戦のメソッドを探って行きます。

ほとんど未開のジャングルですが、何とか乗り切れれば・・・


今回は、攻撃に関する基礎的な技術を扱います。

基本を押さえるだけでも劇的に視野が広がるので、まずはここを固めましょう。


1.シールドからの手札を使わせないように留意する

こちらから攻撃を仕掛ける際にまず気をつけるべきは、ブレイクしたシールドを相手が活用しきれないようにすることです。

シールドから手に入れた手札を活用できないということは、すなわちカードを使うだけのマナが足りないということです。


ただし、相手に手札を使わせない方法は、二通り存在します。

一つは、相手のマナがたまる前に、攻撃しきってしまうこと。

もう一つは、一度に多くのシールドを割って、使いきれなくすることです。

相手が自分よりもずっと遅い場合には一つ目の方法を、相手が自分より速かったり似たような速さなら、ふたつ目の方法を選びます。


2.「早さ」に繋がる攻撃、「早さ」に繋がらない攻撃

攻撃できるクリーチャー全員にガンガン攻撃させたからといって、必ずしも早く相手を仕留められるというわけではありません。

相手のシールドの減りが早くても、相手を倒すまでのターンが減らなくてはそれは無駄な攻撃です。

むしろ、相手に余計な手札を与えてしまうため、相手の反撃を招くことになりかねません。

フィニッシュまでにかかるターンが変わらない範囲内で、上手くシールドを割るのを先送りにしていくことが大切です。


ただ、相手の邪魔は勿論入ってきます。

相手によっては、クリーチャーが潰されることを前提に、シールドを減らすことを優先しなくてはいけないこともあります。

相手の防御法への対処法は、また後ほど扱いますので、今回は飛ばして先に進みましょう。


3.相手のクリーチャーが機能する回数を減らす

相手のクリーチャーによる殴り返し、ブロックの回数が少ないほどこちらの攻撃の効率は上がります。

相手に殴り返されるクリーチャーを攻撃させても、攻撃できるのは一回だけ。

それならば、今攻撃しても、後から攻撃しても、攻撃の早さは変わりません。


また、クリーチャーがたくさん並ぶまで待って、相手のクリーチャーでは対応しきれないようにするのもよい手です。

相手の網をすり抜けたクリーチャーは、次のターンも攻撃できますから、

むしろ待たずに攻撃した場合よりも、大きな戦果を上げることができます。

相手の出したブロッカーを後から除去できることもありますから、必要な時にガマンすることはとても大切です。


以上のことからも分かるように、

相手のクリーチャーに勝てるクリーチャーで間合いを詰め最後に弱いクリーチャーも合わせて攻撃するのが理想です。



以上で、攻撃に関するの基本的な技術の解説とさせていただきます。

これからは、トリガー、シノビ、除去といったカードへの対処法やビート同系戦における攻撃のタイミングなど、

具体的な内容に入っていくつもりです。

計算や図表が必要になるので、今しばらくお待ちください。



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