星域対応によって、一代目に近い形のデッキになりました。
いつも通り、長方形がカードの一枚一枚を表しています。
黒字で名前が入っているのが、クリーチャー。
赤字で入っているのが呪文で、27:13となっています。
自然25枚、闇12枚、火11枚、光10枚のアンバランスな構成ですが、
ナスオによる調整でカバーできる範囲内です。
枠の内側の色は、カードの役割を表していて、
ブーストが緑、除去が赤、回収が紫、ドローとサーチが青、妨害が灰色、フィニッシャーは黄色です。
赤い下線はドラゴン、緑の下線はベジーズ、茶色の下線はセラフィムを表しています。
スイッチのマークは、シールドトリガーです。
サインを失い、いったんは一線を退いた見世果龍ですが、もともとは大地のために生まれたデッキです。
マナと場を交換する星域を使えば、大地でアップルを再利用する当時の動きを再現することができることに気が付き、この形にしてみました。
初代から引き継いだ最大の武器は、ビクトリーアップルの徹底的な活用です。
山札、マナ、墓地の全てを手札に変えてしまう、強力なエンジンはワイルドベジーズならでは。
トップでアップルを引きあてた瞬間に、逆転劇が始まります。
また、一度使ったアップルを、メビウスチャージャー、星域、キリュージルベスによってマナに戻し、サンダールで回収することができます。
上手くいけば6回以上アップルを使えるので、ほとんどのクリーチャーは不死身と思ってよいでしょう。
キングとクイーンをそろえるもよし、クイーンとバジュラズテラを並べるのもよし。
強引にカードを引っ張り出すのは、見世果龍時代からの得意技です。
昔と違い、大型の進化獣が複数入っているので、打撃力は劇的に上がっています。
また、アップルとサンダールは、除去のシステムにも直結しています。
ラグマループはもちろんのこと、「野火の彼方に」で用いたキリュージルベスも採用し、カウンターが強烈になりました。
雷撃と火炎の城塞と絡めて、タップキルが可能なのも見どころです。
星域の力を借りて、先祖帰りした見世果龍。
ロマネキャンセラー時代の、ロマネスクの驚異的なパワーを感じてください。
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