一年前と少し前、戦国編における環境の管理についてお話ししました。
私はこの時「コントロールのプロセスに攻撃を組み込む」ことが解決策になると予測しましたが、実際は何が起こったでしょうか。
この一年あまりの間に、環境に何が起こったでしょうか。
一言にしてしまえば、「いたちごっこ」に拍車がかかりました。
5ターン目に出てくるMロマとチャクラ、ブロッカーを食い荒らすゲンジ、復活したギャラクシー・・・
攻撃用のカードと防御用のカードがストレートに増強されています。
もちろん、「コントロールのプロセスに攻撃を組み込む」試みも随所に見られました。
目覚ましい活躍を見せたBロマにはじまり、究極進化、返霊、フリーズとアタックトリガーの採用は積極的です。
ただ、欲を言えばBロマ以降が若干「おとなしすぎた」ように見受けられます。(Bロマも打撃に寄りすぎるきらいがありました)
パワーカードなら他にいくらでも出ているはずです。
それに合わせてもう1ランク強いカードがあっても、問題はなかったのではないでしょうか。
私もさすがにもうパワーインフレを拒んだりはしません。
しかし、多様な戦術に芽のある環境を生み出すことは、ゲームを長生きさせる上で欠かせないものです。
あるいは、新しいホビーに乗り換えるべきときが来たのだと言われれば、素直に従うつもりではいるのですが・・・