ふたり回し

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定番の攻撃パターン

今回のお話は、シールドの割り方についてです。

ブレイクされたシールドは、相手の手札に加えられます。

ダラダラ割るのは相手に塩を送っているようなものなので、きちんと割るときは手早く割りましょう。


シールドをきちんと割る、というのはすなわち、シールドから加わったカードを相手が使いきれないようにすることです。

テンポよくシールドを割ることで、相手の反撃の機会を減らし、自分の攻撃を通しやすくすることができます。

特に、下準備を要するデッキを使っているときは、相手のシールドに迂闊に手を出さないようにしましょう。

シールドから加わったカードに、こちらの作戦を台無しにできるカードが混じっていたら・・・

寝覚めの悪い負け方をすることになってしまいます。


それでは、定番の4パターンを見てみましょう。


1.素早く割る

一番単純なシールドの割り方です。

マナがたまりきらない序盤にシールドを割り切ってしまえば、高コストのカードを相手に使わせずに済みます。

小型獣を出し続け、一枚でも多く割りましょう。


問題点は、相手に手札を沢山与えてしまうこと、虚弱な軽量クリーチャー中心になってしまうことです。

早いターンにおいては、マナの不足のため相手の反撃を受けにくいのですが、少しでも手間取ると相手は自由の身。

間に合わなかったときはなぶり殺しにされてしまう恐れがあります。

似通った速攻同士の戦いをのぞいて、ひたすらに攻撃していくことになります。


2.まとめていくつか割る

2ターンに分け、複数枚ずつシールドを割ります。

次のターンに、相手は増えた手札を使い切れません。

比較的大きいクリーチャーを使えるので、相手に攻撃を止められにくい利点もあります。

軽量WBなどに適した戦法で、選択の幅が広いのが特徴です。


問題点は、攻撃の前に、相手が妨害できる「関節」が増えてしまうことです。

手札に持っている時点で潰されたり、進化元を破壊されたり・・・

余計なチャンスを与えないよう、主力級のクリーチャーが動けるようになるのを待って攻撃を始めましょう。


3.コントロールしながら割る

今度は、呪文主体のコントロール向きの戦法です。

終盤になって、相手を完全に黙らせてから、呪文封じや、ST封じのついた精鋭獣に単独で割らせましょう。


パターン2と同じく、余計な攻撃は邪魔です。

シールドフォースや城を解除しに行く時以外は、おとなしく足の引っ張り合いに徹します。

こうしたデッキの弱点は、防御面にあります。

攻撃のスピードが遅いので、相手に倒される前に強引に攻めきるのは難しく、その分防御が重要です。


4.並べてからリンチする

ブロッカーデッキ以外にも、クリーチャー主体のコントロールなら、一気に全員で殴りかかるのが吉。

並んだクリーチャーに暇をさせておく道理はありません。

パワーを上げたり(パンプアップ)、呪文を封じたりして、最後まで殴り切りましょう。

余裕を見積もって、多めにクリーチャーを用意するのがコツです。


バトルゾーンにクリーチャーを並べる分、防御力は上がりますが、相手の妨害に弱いのが欠点です。

長時間バトルゾーンにクリーチャーを置いておくことは、クリーチャーを除去の危険にさらしているということ。

また、一斉攻撃のための火付け役を手札に抱えている時間も長くなるので、手札破壊にも気をつけましょう。

相手の妨害から立て直すために、回収を厚めにしておく必要がありますね。


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