簡単簡単と言いながら、これで4つ目の記事です。
コントロールは、一括でご説明して、5つに収めたいところですね。
今回は、中速ビートに必要な能力について。
文明別能力表もご参照ください。
大体は速攻と同じですが、少し変わった点がありますね。
以前にデッキタイプ別攻撃パターンに触れたことがあります。
中速のデッキは、WBを待って1、2ターンで攻めきることで、
相手に割ったシールドを使わせないようにするということでした。
火文明のトリガーなどに、引っかからないようにするのも目的の一つです。
さて、WBが出るまでの間、どうやって間を持たせるか。
ここが中速ビートにおける腕の見せ所です。
速攻に耐えることは勿論、
ブーストによってこちらの速度を上げるのも有効です。
また、攻撃を始めた次のターン、もしくは攻撃が止められてしまったとき、
新しいクリーチャーをどんどん出していき、
相手が対応できないようにしてしまうのもいい手。
マルコビートなどは、この類ですね。
というわけで、個別に色の組み合わせを見ていきましょう。
1.赤に緑と黒を足す
一番過激と言って差し支えない色の組み合わせです。
攻撃用の赤を、緑のブーストと黒の除去で加速させます。
能力表を見ると、ハンデス、ランデスの両方が可能になっていますね。
相手の邪魔をしながらのビートダウンも、凶悪です。
ただ弱点があるとすれば、ドローの薄さです。
黒が入っているとはいえ、ビートで邪魂系列の呪文を使うのは自殺行為。
しっかりしたドローができないので、相手に止められた時は悲惨です。
墓地回収とマナ回収で、ある程度はフォローが可能なのですが・・・
2.赤に緑と青を足す
緑と青は、両方ともエンジンとなるパーツですね。
ドロー、ブースト、防御など、サポートが行き届いて、
まさしく安定感のある動きです。
しかし、闇が入っていない分、相手のクリーチャーを破壊するのは苦手。
墓地にも手が届かないので、ドローによる物量で押し切る形になります。
3.青と黒に、赤を乗せる
このカラーは、デッキとしての青黒速攻に、
ビート力を高めるための赤を上乗せした格好になっています。
ブーストができない分、序盤から攻撃したり、相手の邪魔をしたり、
アグレッシブに試合を運ばなくてはなりません。
しかし、マナは少なくとも、手札は簡単に確保が可能です。
ドローと墓地回収をしっかりこなせば、息切れの心配はありません。
その意味では、一番コントロールに近いビートダウンと言えるでしょう。
というわけで、ビートダウンにおけるポピュラーな色の組み合わせでした。
次回は、クリーチャーコンとランデス、
いえ、動きの遅いデッキ全般に必要な能力に迫ります。
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