サンプルデッキが溜まってきたので、
この辺でフレーバーをつけてみます。
まずは、『よみがたり』から。
ひとつ ふたつ かくれた
となりの ややも おこされた
みつと よつも かくれた
とうとう おりろ ながながさん
Stay, Hit, about to burst!
to Gain, tips, a mount of lusts!
その咆哮に 夜が酔う
指をとらえる 引き金は
その芳香に 闇が妬く
一夜の夢の たわむれに
What it gave a birth to "Wave" about.... - ふたり回し
月が沈んだ 西の果て
波の生まれる 海のへそ
君がまどろむ 子守唄
夏のおわりに 見る夢は
よみがたりは、童謡をイメージしました。
野菜をマナに埋めて、ブーストし、ドラゴンを出す行程を、
子供を生き埋めにして雨乞いをしているところに結びつけ、
古語も交えながら示唆してみました。
「やや」は「赤子」、「とうとう」は「早く」、
「おこす」は「こちらによこす」という意味です。
「ながながさん」が妙にダークな感じで、気に入っています。
Glory Sixes!は頑張って英語で。
さらに頑張って韻を踏んでみます。
タイトルの元ネタがブラックジャックなので、
ステイ、ヒット、バーストと用語を並べました。
about to burst は21を超えてドボンする寸前、
a mount of lusts はtipsの言い換えです。
lustsの代わりに、urやar等で始まる単語が使えれば、
ofを引っ張って「ヴァ」の音が作れたのですが、
意味が合うものが他になかったのでこれにしました。
甘い撃鉄は、耽美的、猟奇的に仕上げました。
通り魔の「指を捕らえた引き金」が、パセティックに光ります。
『波のゆりかご』ですが、英語でワリィ・ゲババ・ル・ウェババとしました。
「このあたりで波が生まれた」という意味に・・・なっているはず。
音が少し外れてしまいましたが、
一応a birth to と aboutでそろえようと努力しました。
詩も英語にしようかと思ったのですが、
GlorySixes!で力尽きました。
「つ、き、な、み」の四音でそろえています。
「果て」と「へそ」「沈んだ」と「まどろむ」、「夢」と「子守唄」、
「生まれる」と「おわりに」もそれなりに意識。
月は「生まれる」と「子守唄」からのイメージです。
というわけで、二回目のフレーバー特集でした。
前回と違い、バリエーションを出してみましたが、いかがでしょう?
後半二つ、疲れが出て七五調で流しましたが、
もうひとひねり、狙ってもよかったかもしれません。
張本人の英語は、もっと勉強しなくてはいけないと実感、
歌もたくさん聞こうと思いました。
少しずつ、レパートリーを増やしていきたいところです。