ふたり回し

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中速ビートの指針

自由度が高く、つかみどころのない中速ビートですが、

何か指針になりそうなものを、と思い、まとめてみました。


中速ビートとは、どんなデッキのことでしょうか。

ジャックでしょうか?マルコでしょうか?ペンチでしょうか?

中速ビートといっても、明確な定義があるわけではありません。


では、何が中速ビートなのかというと、恐らくは

「2ターン以下でシールドを割ることを前提にした、ビートダウン」

ではないかと思います。

そして、そのための条件とは何なのか、見ていきましょう。


中速ビートダウンのイメージと言えば、やはりWブレイカーですね。

早期段階でWBを1,2匹出して、2ターンで攻めきるのは、中速ビートの常道です。

(もう少しタメてもいいかもしれませんが・・・)


ここで重要になってくるのは、進化獣や、軽量WBです。

進化元や、ブースト獣から繋いで5ターン以内に大型獣を出せるのが、速さの面で大きくなってきます。

速さという点では、スピードアタッカーもおなじですね。


スピードアタッカーや進化獣で得られる速さは、攻撃時間を短くする上でも役立ちます。

攻撃開始からフィニッシュまでの時間を短くするためには、複数のクリーチャーに同時攻撃させなくてはいけません。

ですが、クリーチャーが並ぶのを待って攻撃を控えていては、相手に対処する猶予を与えてしまいます。

そんなとき、速さと手数を両立させてくれるのがスピードアタッカーというわけです。

また、出したターンにすぐ攻撃できるということは、相手が除去カードを持っていてもつぶされないということ。

消耗戦においてもスピードアタッカーの有無は勝敗を分かつ条件になりえるのです。


さらに、クリーチャーをポコポコ出すというのも、一つの手。

マルコビートでは、物量確保によって後続を確保していますが、

特殊召喚を使って、コストを支払わずにクリーチャーを展開すると、

攻撃はリズミカルになります。

サインとロマノフ、マリアンナ、ウルフェウスを合わせたり、

グールを大増殖させたり、

バロンゴーヤマなんかもクリーチャー増殖型ですね。


後は、ブロッカーやトリガーなどに対抗できる能力も必要です。

相手の防御・妨害を退けることができれば、スムーズに攻撃できますからね。

クリーチャーを破壊しながらの攻撃や、トリガーを封じながらのの攻撃は実際強力です。

除去全般に対して耐性を持ったクリーチャーを使えば、さらに安全に攻撃できますね。



とりとめのない話になってしまいましたが、ここでまとめ直しましょう。

・早めに多く大きなクリーチャー

・攻撃を防がさせない工夫

・攻撃に使うターンは2回以下におさえる

自由度の高い中速ビートダウンですから、

あまり固くは縛らずに、いろいろ試してみるのがよいでしょう。


<シリーズ>

いけそう!な着想 - ふたり回し

速攻、準速攻の指針 - ふたり回し

コントロールの指針その1 - ふたり回し

コントロールの指針その2 - ふたり回し