ふたり回し

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pp.71~73私と光文明

光文明というと、これも水文明と同じく私の領分ではりませんが、

セラフィムなどはある程度いじったことがあります。


光というと、信仰のイメージがあります。

DMにおいても、それは同じ。

光文明の中枢を担うのは、預言者や精霊達です。


しかし、そんなイメージとは裏腹に、光のカードはかなり無骨です。


まずもって、クリーチャーのパワーが挙げられます。

相手をタップして、パワーの高いクリーチャーで殴り殺す。

一連の動作が、マシーンのように繰り返されます。

高コストの使いにくい呪文を除けば、基本バトルのみが除去手段ですから、

野蛮といった方がいいかもしれません。


また、光というと、負けず嫌いな印象もありますね。

ミスト以外にも、グローリースノーやレインボーアローなど、

「他の文明にできて光にできないことがあっていいはずがない」

と考えているのかもしれません。

使いにくいのはご愛敬ですが・・・



こういった面を知ってはいても、

やはり私にとっての光文明は、「偉そう」の一語につきます。

アルカディアスのみならず、ペトローバのようなカードも、

「光は特別、私は特別」とのたまっているように感じます。

光のデッキの代表格である、ブロッカーデッキもそう。

「攻撃してはいけません」というのが、基本スタンスです。


相手のカードを突き崩しにかかる闇文明とは対照的に、

光文明は守り、そして突き放します。

それは、ヒエラルキーの高みに住まうものの姿です。

指一本動かすだけで、相手を支配できてしまう、光文明の恐ろしさ。

今年初めにデルフィンが見せつけてくれた力は、

ジャン・ボードリヤールの言う、「透明化の暴力」に他なりません。


圧倒的な力と、特権によって弱者をねじ伏せる光の眷属に、

果たして、神は存在するのでしょうか。

彼らは彼ら自身があがめられるべき存在であることを知っているのかもしれません。


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