ふたり回し

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デッキづくりに対するコダワリ

私が、デッキを作る時に、気をつけていること。

それは、私のデッキ作りのヒントでもあります。


今回ご紹介するのは、テクニックではありません。

デッキを作り始める前の、心構えのようなものです。

時により方針が変わることもありますが、

ある程度は私のスタンスの軸になっています。


1.流行りのカードは避ける

これは何のためかというと、「先を越されない」ための処置です。

私の場合、思いついてからひな形を作るまで、

一定期間アイデアを放っておいたりするので、

完成時に似たようなものがあるということが少なくありませんでした。

そこで、猫もまたいで通る品を開拓しようと思い至ったのです。


流行りのカードは、いったんブームが去って冷え込んでから、

実戦向けの手堅い使い方や、新しいカードとのシナジーを求めたり、

デッキの見せ所以外で、穴を埋めるために使ったりしています。


2.いかにもネタの匂いがするカードは避ける

これも上と同様。

競争率が高いところには、なるべく近づかない作戦です。


すみ分けのコツは、派手なネタ用カードではなく、

地味なカードを積極的に生かしていくこと。

既存の使いこまれたギミックなどと絡めると、意外な化学反応があったりして、

これはこれで面白いものです。


3.デッキの基部から考える

序盤の動きは、立派な腕の見せ所だと考えています。

速攻相手だと、序盤しか見せられないデュエルになることがほとんどですから、

そのあたりでアピールしておかないと、

「なんだかわけわからんデッキ」

になってしまうのではないかという恐れもあります。


初の試みは、

クロックタワー→オチャッピィ+ブロンズでした。

そこから、デッキの動き自体への興味がわいてきて、

「フィニシャーは何でもいいから、とにかくエンジンで工夫しよう」

現在の方針が生まれました。


その最たるものが、「黄泉語り」です。

それから、軽量クリーチャーに機能を分担させる形で速攻にエンジンを組み込んでみたり

墓地やシールドなどから、間接的にリソースを得てみたりと、

様々な展開を見せました。



目に見えない部分からのデッキ構築、

そして、カードの発掘が、今の私を支えています。

そしてこれからは、今まで軽視されていた、バトルゾ-ンの重要性、

シールドやリソースをめぐる新たなメソッドを格闘し、

なにかしら意味のあるものを見つけていきたいと考えています。


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