ふたり回し

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トップデックの強さを測る-3

第二回のカード分類を、手持ちのデッキに適用してみるということで、

実質オマケですが、何らかの目安にはなるでしょう。


今回選んだ手持ちのデッキは、

見世果龍(よみがたり型) - ふたり回し

蘇於輝墓焔 に変更 - ふたり回し

A band of HOUNDS - ふたり回し

の三つです。

見世果龍は、強烈なブーストを使う長期戦仕様のデッキ、

蘇於輝墓焔は、ドローによってため込んだ手札を後手で使うデッキ、

HOUNDSは、エナジーライトとバキュームの2軸で回すWSと、

それぞれ異なったエンジンを持つコントロールデッキを選びました。


カードの分類は、おおまかに5つ。

1:トップデッしても使えないカード

2:ないよりはマシなカード

3:十分使えるカード

4:助かるカード

5:非常に助かるカード

1:2:3:4:5の値を三つのデッキについて求めると・・・

・見世果龍=3:2:13:6:16

・蘇於輝墓焔=0:4:12:18:6

・A band of HOUNDS=0:9:6:17:8

ナスオやドラムなど中途半端なカードもありますが、大体こんな感じです。

見世果龍はハイトルクなカードが多い代わりに、使いにくいカードもあり、

蘇於輝墓焔は全体として使いにくいカードの少ない構成、

Haoundsは小型のカードもある分、終盤向きのカードが豊富です。

ブーストしないタイプのデッキは、

トップデックを強める高マナ域のカードを積みにくい分、

足を引っ張る序盤専門のカードがないため、トップデックの強さは一定であるという、

前回の記事での予想に近い結果が出ました。


ただ、あくまで終盤戦、互角の情勢での働きを評価してつけた値ですから、

実際にはまた少し違った印象を受けることもあると思います。

勢いに乗せてしまえば、ランデスは相手のトップデックを弱体化させますし、

バキュームが一体いるだけで他のカードは継続効果になるわけで、

相手のデッキとの相対的なトップデック強度の差や、

特定のカードがデッキ全体に及ぼす影響も考えなくてはいけません。

また、WSのような軌道に乗せなくてはならないカードの場合は、

逆に割り引いて評価するべきかもしれません。


カードの枚数や大きさによってトップデックの強さを調整するばかりでなく、

カードの効果を使って、擬似的、相対的にトップデックの強さを変える作業が、

実戦の中に生きる構造体としてのデッキを精密にしていくのではないでしょうか。


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<シリーズ>

トップデックの強さを測る-1 - ふたり回し

トップデックの強さを測る‐2 - ふたり回し


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デッキの構造その5 - ふたり回し

2‐回収/サーチ - ふたり回し