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デュエルのいろは―共通編(マナチャージ)

というわけで、早速まとめてみました。

得意分野ではないので、とりあえず平均をクリアーできるように頑張りたいところです。


・マナのおき方、読み取り方

プレイヤーが始めにとる能動的な動作というと、やっぱりマナチャージでしょう。

マナチャージは単純作業のように見えて、案外差のつく行程です。

どのカードからマナゾーンに置いていくか、そして、相手が何からマナゾーンに出しているか―

お互いのデッキが動き出していなくても、気を緩めてはいけません。



・マナに置けるカード

序盤マナゾ―ンに置かれるカードは、いくつかのグループに分かれます。

まずは、トリガー呪文や回収カードなどの、「当面使う予定がなく、また使えないカード」

そして、二枚目以降のマナ加速など、「余っているカード」

それから、「最初からマナゾーンを経由させる予定のカード」

「相手によっては全く使わないカード」「色をそろえるためにやむなく出したカード」もあります。

これらのうち、厄介なのは最後の二つ、「相手による」カードと「やむを得ない」カードです。

相手によって使うか使わないかが決まるカードは、相手のデッキを見定めなくては置けません。

そして、色がそろわないときには、今使えるカードと後から使うカードのどちらかを見捨てなくてはいけません。



・マナゾーンからの推測

マナに置くカードを決めるためだけでなく、相手のデッキを素早く見定めることは、序盤戦において非常に重要です。

相手のデッキがどんなものか分かれば、使うべきカードといらないカードが分かり、しっかり予定を組むことができます。

そして、奇しくもその最大の判断材料となるのが、相手がマナゾーンに置いたカードなのです。

速攻でもない限り、序盤に手札からガンガンカードが使われることは少なく、また使われるカードも多くを語りはしません。

ですから、マナに置かれたカードから、デッキの色、コンボ、種族、そして、名前を判断する必要があります。


そして、当然ながら相手も同じようにこちらのマナゾーンに注目しています。

こちらのデッキの中身が分かりにくいよう、できるだけ「どんなデッキにも入りそうなカード」から置いていくとよいでしょう。



・マナチャージは慎重・計画的に

「本当は使いたいカードをマナに置かなければ、他のカードが使えない」というのも、よくあることです。

こうした場合の選択肢は、3っつ。

一つは、「今使えるカードを優先する」

あるいは、「よりコストが高いカードを優先する」

そして、「いずれもマナに置かない」


「今使えるカードを優先する」のは、切羽詰まっているときです。

手札破壊を使わなくてはならないときや、相手による手札破壊が確実なとき、攻撃用クリーチャーの破壊などが該当します。

「よりコストが高いカードを優先する」のは、手札破壊の餌食になりやすいのであまりお勧めはできません。

ただ、相手の干渉がなさそうなとき、コストの高い側が必ず使うカードである場合には、この選択肢が有効です。

いずれの場合も、多色カードは1ターン早く出しておく必要があるので注意しましょう。

特に、文明色を必要としているときには、多色カードは早めに諦めてしまうが吉です。


中盤以降は「いずれもマナに置かない」が、基本的な動きになるものと思われます。

序盤はさすがにマナを置かなければ何もできませんが、ドローや手札破壊に足が届くなら、焦ってはいけません。

マナが足りなくてカードが使えないことよりも、当のカードが出て来ないことの方が、圧倒的に多いからです。

1ターン待てば使えるカードをマナに置いて、二枚目を引き当てるまで待つ羽目になっては、元の黙阿弥。

確実さに優る早さはありません。



第一回目ということで、なるべく簡単にまとめてみました。

デッキタイプによって操作の方針も変わりますが、それは後ほど補填します。

とりあえず、これくらいを押さえておけば、たいていの場合はつつがなく戦えるものと存じます。


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