2019-08-10 人の心を掴むのは いつだって嘘っぱちだ それももっともらしい嘘ですらない 嘘であるように描かれた、嘘くさい嘘ばかりだ 人々はまるで自ら、嘘臭さを求めているみたいに 何をどこまで信じられるか、挑戦しているかのように 嘘臭さだけを求めている もっともらしいことが、巧みさだと信じているのか 真実を込めようとすればするほど、疑り深くなって 嘘臭さだけを信じている 嘘だと分かっていることだけが、信じるに足るものならば 信じてもらうためにできることは、せめて嘘臭い嘘をつくことくらいだ