さて、前回ご紹介した速攻の仕組み、ご理解いただけたでしょうか?
(理解とか言えるような難しさではないですが)
今回は、打って変って、ブロッカーデッキの構造を解析します。
ちゃんと「エンジン」も入っていますよー!
>>ブロッカーデッキ
基本戦略は、ブロッカーを並べ、増強して、ダイヤモンドソードなどを使ってなだれ込むというもの。
物量の確保と、バトルゾーンの維持が、最重要課題です。
中心の、サーモンピンク、「ミストリエス等」というのが、このデッキタイプのまさに主軸です。
今回は、ドロマーガーディアンを意識しているので、ミスト・リエスを挙げました。
サンダール、S・アルフェラスなども同様の位置づけです。
さてこのミスト・リエス、敵味方問わずクリーチャーが出るたび一枚ドローできるという非常に経済的なエンジンです。
出した後は、放っておくだけ。
味方全員がクウリャン化するので、手札を気にせずクリーチャーを並べることができます。
黒の、墓地回収というのは、往々にして「ダーク・ヒドラ」。
これは、味方が出た時、その味方と同じ種族のクリーチャーを復活させるクリーチャーです。
そして、オレンジの部分が、呪文を封じるSデルフィンや、味方のパワーを上げるペトロ-バです。
と、ここまでのお話で、気づかれたでしょうか?
実はこのデッキ、味方に能力を付け足すカードだらけです。
大量に並べたクリーチャーの有効活用にもなり、逆に、強化するなら、少数精鋭より烏合の衆のほうがよい。
そんな理屈が背景にあります。
出てきたクリーチャーの数だけ、他のカードを増強する効果が発揮されるわけです。
一匹の強いクリーチャーを使うより、弱いクリーチャーをたくさん出して強化したほうが、より大きな力が生まれる。
クリーチャーコンの基本は、集団戦法にあるのです。
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