デッキ作りの例でもあるので、
一応ご覧になっておくことをお勧めします。
今回のデッキは、典型的なブーストタイプです。
(無論独特のクセはもたせましたが)
主役である蒼黒の魔将ディアブロストをいかに立てるか、
そこに注目してみて下さい。
ディアブロストは、コスト5、パワー6000の代わり、
相手のクリーチャーをブロッカーにしてしまうクリーチャー。
その能力を買われて、ブロッカーにしか効かない除去呪文等と共に、
コントロールデッキの一種の中核を担ったりもします。
通常は、ピーカプのドライバーなどを使った、
5コストまでのカードで構成される、青赤黒のデッキになりますが、
私はブースト後、大型の呪文やクリーチャーにつなぐ方式で、
デッキを作りました。
基本は、ディアブロストを出した後、
ガレックのような、出た時にブロッカーを破壊する獣を使います。
よみがたりで登場した、「紋章、大地+出た時獣」も健在。
出た時に効果のでる能力を、ComeIntoPlace、CIP能力といいます。
さてさて、このデッキで工夫したのは、やはりエンジンです。
普通、ブロンズアーム、フェアリーライフしか入らない、
ブーストスペースでありますが、
このデッキではオチャッピィとセブンスタワーを採用しています。
ちょうど前回ご紹介した、「一枚のカードで二つの働き」を、
実践したわけです。
2ターン目にシークレットクロックタワーを使い、
ブーストに必要なカードを確保、オチャッピィを使用可能に。
3ターン目にブースト、4マナ。
4ターン目にドローやディアブロスト召喚、
というのが理想のパターンです。
普通の型よりも、確実にブーストできることも強みですが、
もう一つの利点は、後半戦で役に立つカードを利用したこと。
オチャッピィには墓地回収、
セブンスタワーには、中盤のマナ確保の役割があります。
ドローが活発で、重いカードの多いデッキなので、
10マナくらいあると便利なのです。
これで、増えてしまったブーストスペースを、
逆にスペースの圧縮に充てた格好になりますね。
他のパーツは、普通のブーストデッキと同じなので、
手抜きながらレシピのご紹介に入らせていただきます。
『光の墓所に蘇る焔』
・ブースト・・・ブロンズアーム×4、オチャッピィ×2、
セブンスタワー×2
トリプルブレイン×2
・コンボパーツ…ディアブロスト×3、ウィンドアックス×1、
ガレック×3、クリムゾンMドラグーン×2、
崩壊と灼熱の牙×1
・回収・・・ 母なる紋章、大地×2、1、スパイラルD×1
ストームクロウラー×2
・トリガー・・・アクアサーファー×2、地獄スクラッパー×3
・その他・・・ エメラル×1、式神ガーデナー×1、
ノーブルエンフォーサー×1、
以上、 青13、緑12+1、黒5+6、赤3+7
*ハンデスはガレックだけでは不足なので補いました。
*ガーデナーなどは、特定の相手に対抗するためのものです。
悪魔を払う銀の弾丸と言われ、
対抗することはメタを張る、と言います。