手札とは、カードの待機所。
さまざまなカードが、飛び出すタイミングを計っている場所です。
ならば、手札破壊も、タイミングを計らなくてはなりません。
ハンデスのタイプに合わせ、じっくり見ていきましょう。
1.手札は濃縮されていく
5ターン目に、手札が5枚あるとします。
1ターン目の手札との違いは、どこにあるのでしょうか?
使ったカードがなくなっているから、重いというのもありますが、それだけではありません。
毎ターン、プレイヤーはカードをマナに1枚置くことが出来ます。
4枚入っているカード、使わないカード、トリガー・・・
そう、ターンが経つごとにいらないものが抜けて、手札はどんどん大切なカードばかりになっていくのです。
2.ランダムハンデスを当てやすくする
ランダムで相手の手札を捨てさせる場合、相手が重要なカードを使う直前が一番当たりやすくなります。
そのカードを持っている確率は毎ターンごとに上がり、逆に使われてしまえばハンデスは効きません。
また、カードに狙いを定めないなら、手札が減った時が有効です。
濃縮された手札に、外れくじはありません。
3.選べるハンデス
相手の手札から、好きなカードを選べるハンデスの場合、一番重要なカードを選ばなくては、意味がありません。
では、最も重要なカードとは、いったい何でしょうか?
第一に挙げられるのは、次のターンに相手が使うカードです。
2ターン先に使われるカードならまた後でハンデスすればよいし、相手の動きが1ターン遅れたなら他のカードもうまく働きません。
また、エンジンのカードと手足のカードでも重要性は変わります。
たとえ強力なカードでも、他のカードで回収したり次を引いたりできるなら、ハンデスされてもあまりつらくはないのです。
中盤のドローを潰すと相手はマナに置くカードに困って重いカードが使えなくなるので、特にサイバーブレインなどはお勧めです。
最後に、他のカードで対処できるカードを放っておくのも、有効な手として挙げられます。
除去呪文があるなら、大型獣よりハンデスや除去カードを、回収カードがあるならハンデスよりもドローを。
自分のデッキの弱点を把握しておきましょう。
3.大量ドローの後も怖い!
大量ドローの直後は、相手がいいカードを持っている可能性が高く、放っておくのはかなり危険です。
ランダムハンデスは効きにくくなっているので、大量ハンデス、ピンポイントハンデスを使って防御します。
ロストソウルなど決まれば、相手は大ピンチです。
逆に、相手が大量に手札を持っていて優勢な時は、ハンデス、ランデスなどで逆転するまでは大事なカードでも下手に使わないのが無難です。
そんなときは裏をかいて、どうでもいい手札を持ち越して相手に空振りさせてみましょう。
「博打ってのは、確率じゃねぇ。確率を利用することだ」
とは、いがらしみきを『ぼのぼの』ですが、この場合がまさにそれです。
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