今回の記事は、ビート対ビートに関するものです。
どこまで守って、どこから攻め出すのか。
おもな目安は、敵を二匹残さないことです。
ビート同士の対戦では、踏切のタイミングが命。
攻めに偏れば、相手に逆転されてしまいますし、
クリーチャーの数をそろえようと腰をおろすと、
今度はずるずる攻めきられたり、除去で崩されたりします。
しかし、いくら「バランスよく」といっても、簡単にはできません。
いったい何を基準に、守りと攻撃のバランスを取ったらよいのでしょう。
こんな時は、ビート戦の勝利条件を考えます。
攻めきられる前に攻めきってしまうこと、ですね。
すなわち、お互いのシールドが後何ターンもつかを考えればよいのです。
これは、攻撃パターンとシールドの寿命を図にしたものです。
赤が攻撃、青は殴り返しで、黒いのがとどめ。
下二つは、上が先攻、下が後攻の攻撃を示しています。
重要なのは、相手が二匹で攻撃しているときと、一匹のときの差です。
完全に攻撃を遮断しなくても、それだけでかなり寿命が延びます。
シールドが4枚以上あるなら、
相手を一匹放置して、4ターン凌げる計算になりますから、
順当にいくと逆転となります。
逆に、自分のシールドが3枚を割っているなら、
守ってから一斉攻撃と行きたいところです。
(黒いカードを末尾から前にずらして考えてみましょう)
このとおり、よく見るパターンだけを列挙していますが、
実戦はもっと複雑です。SAやSTが登場したり、
手札事故で相手が止まったりすることもあります。
しかし、その場合であっても、
相手と自分がそれぞれ何ターンもつかを計算することに変わりはありません。
敵を二匹残さず、攻撃は3回以下に抑えるよう気をつければ、
たいていの戦況は切り抜けられると思います。
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